No.48 俊輔魅せた!

今回の話題は、バッジョVS俊輔のファンタジスタ対決というふうにマスコミでも騒がれていたレッジーナVSブレシアの試合、舞台はレッジーナのホーム、スタディオ・オレステ・グラニッロ。
確かに俊輔の技術、センスは素晴らしいものがありますが、バッジョと並べて扱うのはあまりにもバッジョに対して失礼な話。バッジョファンとしては「格が違うわい!」と叫びたくなるところですが、俊輔にもおおいに期待して試合開始。

バッジョは相変わらずのプレーで、ボールをもらう動き、次にどうするかの一瞬の判断、優しいパスと、どれをとってもこのレベルの試合の中では格が違います。何より、顔でファウルが取れるところがさすがバッジョ。Jリーグでも昔、ジーコが倒されたら全部ファールというように、ジーコも名前でファウルをもらっていましたが、今のバッジョもそのレベルに達しているようです。これはさすがにDFがかわいそうだろうというのでもことごとくファウル、バッジョかなりおいしいです。

前半11分、ショップ→バッジョ→ショップと見事なワンツーから、ショップがダイレクトで折り返し、ターレがつぶれたところをアッピアーがゲット!バッジョの優しいワンツーのパス、ショップもダイレクトで折り返したこと、DFを引きつけて犠牲になったターレ、決めたアッピア、すべてが見事でした!

その後もどちらかといえばブレシアのペースでしたが、前半終了間際の43分、レッジーナはショートコーナーからピエリーニがゲット!その前にも惜しいヘディングがありましたが、彼の高さはレッジーナにとって一つ大きな武器になりそうです。

しかし、同点になったのも束の間、ブレシアはゴール正面のFKからバッジョが低い弾道のシュート、こぼれたところに詰めたターレが倒されPKをゲット。この前のローマ戦では一度止められているバッジョですが、今日は一発で決めてくれました。完璧にコースは読まれていましたが、スピードで勝りました。
このまま1-2で前半は終了。

後半は、一転してレッジーナのワンサイドゲーム。一方的に攻め続けました。それでもアイデア、決定力共にいまいちで、押しながらも形になりません。そんな中後半30分、この試合初めてといっていいほど完璧に崩して左サイドから上がったボールに、俊輔がダイレクトでシュート。惜しくもというよりかなり左にそれましたが、形としては見事でした。

そして、後半36分。ゴール正面少し距離があるところでレッジーナにFKのチャンス。俊輔は「俺に蹴らせろ」とばかりレオンを押し退けてボールをセット。
ブレシアGKスルニチェク大胆というか無謀というかそれはないだろうというポジショニング。いくら壁を作っているとはいえ、あまりにキーパーから見て右に寄り過ぎで、彼から見て左はがら空き。誰が見てもここに蹴って下さいとばかりガラガラ。彼は俊輔のFKを見たことがないんでしょうか。俊輔もずいぶんとみくびられたものです。並みのキッカーのシュートならあのポジショニングからでも弾くことくらいできるかもしれませんが、俊輔もFKに関しては十分にトップレベルです。
案の定ボールはがら空きのサイドへ。キーパー慌てて飛びついてなんとか手には当てたものの、ボールはゴールの中へ。先日のデル・ピエロのFKのように、パーフェクトな一撃というほどのキックではありませんでしたが、あのポジショニングも幸いして見事にゴール!スルニチェクも今度からはもっと真剣に考えるでしょう。

試合はそのまま2-2のドロー。レッジーナとしてはホームということもあり、後半一方的な展開だったこともあってぜひとも勝ち点3が欲しかったところ。
しかし、俊輔個人としてはこれでまたイタリア中にその存在を知らしめることができたことでしょう。頑張れ俊輔!

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