No.44 待ってましたスコールズ!

全治6週間とも言われていたスコールズ、なんと早くも帰って来ました!
少しずつ点が取れてきたものの、まだまだ本来のリズムが見られない攻撃陣にあって、スコールズの復帰はほんとに大きいです。これで攻撃が変わってくるのではという期待を抱きつつ、スタメン発表。

シルヴェストルが故障ということで、DFラインは右からオーシー、リオ、ブラン、P・ネヴィル、そしてベンチにはしっかりG・ネヴィルもスタンバイ。
中盤は、真ん中にバット、スコールズでいつもの両サイドと思っていたら、なんとフォルランを右に配置して、ベッカム、バットの中央に、スコールズは1.5列目。そしてトップにはスールシャール。
この試合は欠場かと伝えられていたファン・二ステルローイもちゃんとベンチ入り。大事に至らなくてほんとによかったです・・・。

この采配には、フォルランに奮起してもらわないといけません。なぜなら、いつもの中盤の布陣をくずしてまで、フォルランを右サイド、スコールズを1.5列目にもってきたということは、フォルランよりも、スコールズの方が点を取る可能性が高いとファーガソンが考えたということ。まぁ今までの実績からすれば仕方のないことかもしれませんが、FWとしてはこれは屈辱的。フォルランの奮起に期待です。奮起というよりフォルランではあまりに役不足なので、前から書いているように大物FWの獲得が必須なんですが・・・。

試合ですが、スコールズ1人入っただけで、どうしてここまで変わってしまうんでしょう・・・。今までのつまらない、眠くさえあったあのマンUはいったいどこに・・・。全盛期とまではいかないまでも、まるで別のチームでした。ユース時代からの仲間である、ベッカム、ギグス、スコールズ、バット、お互いに何がしたいかが完全にわかってきて、この4人が揃うことによって、ずいぶんとリズムが出てきます。
そしてスコールズ、相手がボールを持っている時のボールへのアタック、ゴール前への飛び出し、どれをとっても勢いが違います。チームにパワーを注入してくれました。

しかし、先制点はチャールトン。イェンセン見事なゴールでした。まだ打たないだろうというタイミングでの見事なシュート、あれはリオを責めるのはかわいそうでしょう。決めたイェンセンが見事でした!
前半は1-0で、マンUは1点ビハインドで終了。

後半、やってくれましたスコールズ。バルテズのゴールキックをスールシャールが競ってギグスへ。そしてギグスの折り返しをスコールズが体勢を崩しながらも豪快にゲット!今までのうんざりとした内容を吹き飛ばすかのような豪快なゲット。スコールズやってくれました!

そして、満を持してフォルランに代わりファン・二ステルローイ登場。
2点目は、ドフリーを落ち着いて決めたギグス。とどめは、スールシャール、ギグスとつながって、ギグスの完璧な右足でのクロスをファン・二ステルローイが楽々ゲット。

結果は1-3でマンU快勝!スコールズが帰ってきただけでほんとにがらっと変わってしまいました。
それでも、スコールズもまだ100%ではなさそうですし、もっともっとよくなる余地は残っています。
あとは、今日も途中から出たG・ネヴィルが90分出れるようになって、ブラウンが帰ってくればいよいよ爆走開始となるでしょうか。

それでもいくらマンUの調子が上がってきたとしても、なんせアーセナルが強すぎます。マンUも1-0で敗れたあのエランド・ロードで、なんとリーズを1-4で粉砕。マドリーだけはわかりませんが、今のアーセナルに勝てるチームなんてあるんでしょうか。3冠も十分に狙えるほど強いです・・・。
マンUとしては離されずについていって、直接対決でなんとか獅子奮迅の戦いを見せるしかありません。

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