No.22 さらなる高みへ・・・

いきなりブラジルとの対戦はどうしても避けたいため、何としても1位で突破したい日本。
一方2点差をつけて勝てば突破できるためモチベーョン十分のチュニジア。
いよいよ迎えた大一番。

チュニジアは試合開始とともに攻勢に出てくると思われたなか、引き気味からカウンター狙い。
これでは取られる不安も少ないものの、日本が点を取る可能性も減ります。
それでも日本は余裕の試合運び。さすがシード国!?と思わせる風格漂う試合運び。
しかし、ベルギーリードの途中経過に、このままではベルギーに総得点で上回られてしまいます。

しかし、チュニジアが前に出てきてくれないため、日本もチャンスが作れません。
そんな中後半立ち上がりから2人を一気に交代。トルシエ監督最近采配積極的で好感がもてます。

その交代で入った森島、やってくれました。ポストに当たった森島のヘディングと中田の2点目を演出したのが市川。トルシエ監督の采配はほんとに完璧でした。

今まで、いろいろ雑音があるなか結果で周囲を黙らせてきたトルシエ監督。今回の2勝1分勝ち点7にはもう誰一人文句を言う人などいないでしょう。

これで、ベスト8をかけた戦いの相手はトルコに決定。
日本と同じく初の決勝トーナメント進出ですがその内実はずいぶんと違います。欧州選手権には2大会連続出場し、クラブレベルでは、ガラタサライがなんとあのUEFAカップを制しています。
選手がヨーロッパで活躍し、先日のブラジル戦もあの誤審がなければ引き分けていました。
トップにはパルマでの中田の同僚ハカンシュクル、そしてチャンピオンズリーグ決勝に進出したレバークーゼンの司令塔バステュルクなど世界レベルの選手も揃ってます。
しかし、どうもムラが多いのがトルコ。強い時にめちゃめちゃ強いですが弱い時はとことん弱い。その弱い時に当たれば十分に勝てます(笑)

ここを突破できれば、次はスウェーデンか。トーナメントに入った段階のスウェーデンから点を取ることは至難の業ですが、PK戦にまで持ち込めれば後は運だけです(笑)

Dグループは、ポルトガル敗退・・・。理想どおりポーランドがアメリカに勝ってくれたため、韓国に勝てば昨日書いたポルトガルVSイタリアという夢の対決実現!だったのに・・・。韓国・・・。ポルトガルの仇はアズーリがとってくれることでしょう。

それにしても、フランス、ポルトガル、アルゼンチンが早くも消えてしまった今回のワールドカップ。よく考えてみればD組は韓国がシードなんですが・・・。

明日から、いよいよ決勝トーナメント。今日は早くもドイツとイングランドが登場。ここらへんまで消えてしまうとほんとにこれがベスト4か?というメンバーになってしまうので、両チームとも順当にいってほしいものです。

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