No.29 W杯ベスト4出揃う!

準々決勝もすべて終わりいよいよベスト4が決まりました。ブラジル、ドイツはいつものメンバーですが、残り2つがなんと韓国にトルコ。

トルコは、セネガル有利の前評判の中、完全に試合を支配。日本戦の時とはまったく別のチームでした。日本が負けた時には勝てる相手だったよなぁと思ったものですが、今日のトルコに勝てる気はしませんでした。
逆に、ますますこの前の調子の悪いトルコの時に当たっただけに勝ちたかったです。
日本戦の時との一番の違いは言うまでもなくエムレ・ベロゾール。日本戦の時は彼がいなかったのでチャンスだったのに・・・。今日は守備に攻撃に獅子奮迅の働きでした。

それにしても、ハカンシュクル、ハサン、バシュトゥルク、エムレ・ベロゾール、トゥガイ、ユミト・ダヴァラと、ほんとにタレントは揃ってます。みんな欧州の一流クラブで活躍しているだけあって、技術は確かですし、パス回しには惚れ惚れするものがありました。セネガルのあの攻撃陣を完封した守備陣も見事でした。

一方セネガルの方も、ボールを奪ってからの攻め上がりは相変わらずの驚異的なスピードで、ディウフ、アンリ・カマラを中心に迫力十分でした。

この試合、特に前半はほんとにスピーディーで試合内容としては準々決勝の中では一番楽しめました。
それにしても、昼と夜の試合ではこんなに選手のコンディションが違うものなんでしょうか。昼間の試合は、体力を温存するためでしょうが、はっきり言ってスピード感に欠け、見ていて退屈してきます。
昨日も、ブラジルの個人技はほんとに素晴らしかったですが、試合全体としてはスピード感に欠け、夜のドイツVSアメリカの方が遥かにスピード感があり、見ていて飽きさせない試合でした。
準決勝からはみんな夜の試合になるので、これからはスピーディーな試合を期待したいです。

そんなわけで、昼間の試合は韓国の相変わらずの大応援団と、カマーチョ監督のかわいい顔以外には大して見るべきところなし。共同開催国、そして同じアジアのチームとして、韓国にがんばって欲しいのはもちろんなんですが、毎回毎回の度を越えた韓国びいきの審判といい(今日のスペインのゴールシーンもどこがファウルなんでしょうか、ホアキンのクロスに対してのラインズマンのジャッジに至っては問題外です)、他のチーム同士の試合なのに試合中に「大韓民国」コールを起こすサポーターといい、正直言って韓国にはまったく肩入れできません。大好きなポルトガル、イタリアを連破されているだけに、ヨーロッパの歴史とプライドのためにも今日もスペインを応援していましたが、カシージャスに神は2度は味方してくれなかったようです。

これで、ドイツとブラジルが順当に勝てば、ついにワールドカップでの両国の対戦が実現。この前は「カテナチオ21世紀スペシャルVS3R」でしたが、「もみあげ怖いぞカーンVS3R」の対戦が楽しみです。
でも、トルコも前回のブラジル戦を誤審で落としているだけに、モチベーションは半端ではないはずで、ロナウジーニョを欠いていることもあり、ブラジル楽勝とまではいかないのではないでしょうか。

いよいよワールドカップもあと4試合、最後に笑うのはカーンなんでしょうか、ロナウドなんでしょうか、それとも・・・!?

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