『奪命金』の最新情報まとめ

奪命金

最新情報をこちらにまとめておきます。

2013.6.14

奪命金 Blu-ray

今朝Twitterの方でフォロワーさんと「『奪命金』だけでそんなに特典映像があるとも思えないですし、この値段で収録されていなかったら怒りますw」とお話していたばかりですが、やっぱり『映画監督ジョニー・トー 香港ノワールに生きて』でしたね。

2枚目の方がDVDなのは残念ですが、元々の画質がたいしたことないですし、これ以上高くなるくらいなら、仕方ないですかね。

以下、いつものようにAmazonから抜粋。

映像特典:
◆DISC-1(本編DISC ※本編+約4分予定):オリジナル予告編、日本版予告編
◆DISC-2(特典DISC ※合計約110分予定):メイキング、インタビュー、ドキュメンタリー『映画監督ジョニー・トー/香港ノワールに生きて』(下記参照)

『映画監督ジョニー・トー/香港ノワールに生きて』
2010年/フランス・中国(香港)合作/原題:Johnnie To~Johnnie Got His Gun/日本劇場公開2013年2月~
本編約60分+香港映画界三大巨匠スペシャル対談約15分
監督・編集:イブ・モンマユー/出演:リッチー・レン、サイモン・ヤム、アンソニー・ウォン、レオン・カーフェイ、ルイス・クー
世界的に高い評価を受けながら、徹底して香港での映画製作にこだわる映画監督ジョニー・トーに、8年間にわたって取材を敢行。
俳優陣、スタッフ陣へのインタビューとともに、彼の代表的作品群の名シーンの裏側やメイキング映像など盛りだくさんの内容。

例のスペシャル対談までちゃんと収録されているのは嬉しいですね!

一部『強奪のトライアングル』の特典映像と内容が被っていますが、以前書きましたように映画館で観たバージョンの方が字幕がわかりやすかったので、映画館で観た字幕がそのまま収録されていることを期待。

割引されても結構な値段ですが、これはもちろん速攻で予約。

奪命金 ≪特別版≫【Blu-ray】(2枚組:BD+DVD) 奪命金 ≪特別版≫【Blu-ray】(2枚組:BD+DVD)

キングレコード 2013-09-18

2012.12.25

奪命金

Twitterの方では何回か触れましたが、香港代表に決まった時も取り上げたので、こちらでも一応触れておきます。

71本中の9本なので、かなり厳しい戦いではありますよね。

トーさんファン的にはここで終わってもいいですが、『奪命金』を破った9本を一応紹介しておきましょう。

まずは、大本命がミヒャエル・ハネケ監督の『愛、アムール』。
カンヌ国際映画祭のパルムドール受賞作ですね。日本公開は3/9。

対抗は『最強のふたり』ですかね。日本でも『アメリ』の観客動員数を抜いたように、世界中で大ヒット。
IMDbのレイティングで歴代トップ100にも入っているように、評価も凄く高い。

Twitterの方でも何回か取り上げている、マッツ・ミケルセン主演の『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』も残りましたね。
ベルリン国際映画祭で銀熊賞(脚本賞、男優賞)を受賞しています。日本公開は4月。

ルーマニア代表の『汚れなき祈り』も有力。カンヌ国際映画祭で女優賞と脚本賞を受賞しています。
監督は『4ヶ月、3週と2日』でカンヌのパルムドールを獲ったクリスティアン・ムンジウ。日本公開は3/16。

他の候補作品は下記のリンク先に全て記載されています。

『奪命金』だけでなく、日本代表『かぞくのくに』、韓国代表『高地戦』など、アジア勢が全滅というのも残念ですね…。

映画.com<アカデミー外国語映画賞「最強のふたり」ほか9本が候補に>
シネマトゥデイ<アカデミー賞外国語映画賞、日本代表作品はナシ!候補9作品が決定!>

2012.12.20
2/9公開が決まっているジョニー・トー監督の『奪命金』、ようやく日本版予告編がUPされました。

オリジナル予告編に日本語字幕を付けただけでなく、日本版独自の編集になっていますね。
ちなみにこれがオリジナル予告編。

日本版はよりメインの3人を強調して、彼らの運命が交差するという感じにしていますが、これはわかりやすくていいのではないでしょうか。

それよりも素晴らしいのがWalkerplusの記事。

キャストが8人も紹介されていて、香港電影金像奨の助演賞のダブル受賞にもちゃんと触れられています。

Walkerplus<ジョニー・トー監督による金融サスペンス『奪命金』予告編が公開!>

2012.12.8
拡大公開キターーー!!!

この前取り上げた時には新宿シネマカリテしか決まっておらず、その後Twitterの方でシネマート心斎橋は発表されていました。

それが、ここへきて一気に増えてましたね。

東京  新宿シネマカリテ     2/9~
大阪  シネマート心斎橋     2/9~
愛知  名古屋ピカデリー     3/9~(ブルーレイ上映)
北海道 ディノスシネマズ札幌劇場 近日公開(ブルーレイ上映)
青森  シネマディクト      近日公開
静岡  藤枝シネ・プレーゴ    近日公開(ブルーレイ上映)
愛媛  シネマサンシャイン大街道 近日公開
沖縄  桜坂劇場         近日公開

増えたといってもまだまだ公開されない県の方が圧倒的に多いので、『エグザイル/絆』の時みたいにどんどん増え続けることを期待!

→『奪命金』公式サイト

2012.11.25
アジアンパラダイス<第四十九回金馬獎、桂綸鎂(グイ・ルンメイ)が初の主演女優賞!>

ノミネート発表の際もこちらで取り上げました第49回金馬奨。

昨夜Twitterの方で途中からリアルタイムでつぶやいていましたが、改めてこちらでもまとめておきます。

まずは、「最佳劇情片」(作品賞)、「最佳導演」(監督賞)のトーさん、「最佳男主角」(主演男優賞)のラウ・チンワン、「最佳女主角」(主演女優賞)のデニス・ホー、「最佳原著劇本」(オリジナル脚本賞)、「最佳剪輯」(編集賞)の6部門でノミネートされていた『奪命金』

奪命金 日本版ポスター

最後の最後に「最佳劇情片」(作品賞)は残念ながら逃してしまいましたが、「最佳導演」(監督賞)のトーさん、「最佳男主角」(主演男優賞)のラウ・チンワン、「最佳原著劇本」(オリジナル脚本賞)で見事受賞。
トーさんとラウ・チンワンが同じ映画で同時受賞という、ファンとしては最高の結果になりました!

続いて、『車手』「最佳動作設計」(アクションデザイン賞)を受賞!
感想の中でも絶賛したオリジナリティ溢れるカーチェイス、ちゃんと客観的に評価されたのはほんとに嬉しい。

最後に、『高海抜の恋』「最佳原創電影歌曲」(オリジナル主題歌賞)を受賞。
改めて曲を貼っておきます。

このように、銀河映像としては結果的に5冠!
しかも、評価されてほしいところでちゃんと評価されるという、ほんとに理想的な結果となりました。
これで最後の「最佳劇情片」(作品賞)も受賞していれば完璧だったんですが…。

この嬉しい結果を受けて、『奪命金』は満を持して日本公開。
新宿シネマカリテで2/9、シネマート心斎橋でも2月の公開が決まっています。

公開決定の時にも触れたように他全国順次ロードショーとあったので、この後もさらに増えていってくれることでしょう。

最後に、昨日のTwitterでのつぶやきをここにも載せておきます。
上にいくほど新しいものになります。

↓『奪命金』は3冠でしたが、その他に「最佳動作設計」(アクションデザイン賞)が『車手』、「最佳原創電影歌曲」(オリジナル主題歌賞)が『高海抜の恋』と、銀河映像としては5冠でした!

「最佳劇情片」(作品賞)は『神探亨特張』。『奪命金』4冠ならず・・・。結局受賞したのは「最佳導演」(監督賞)のトーさん、「最佳男主角」(主演男優賞)のラウ・チンワン、「最佳原著劇本」(オリジナル脚本賞)。

これは作品賞もくる!

「最佳男主角」(主演男優賞)は『奪命金』のラウ・チンワン!キターーーーー!!!!!

「最佳女主角」(主演女優賞)は『女朋友。男朋友』のグイ・ルンメイ!

「最佳導演」(監督賞)、トーさんキターーーーー!!!!!欠席なので、ラウちんが代わりに受賞。

さあ「最佳導演」(監督賞)!

リン・チーリンきた!

『奪命金』、「最佳原著劇本」(オリジナル脚本賞)は見事受賞、「最佳剪輯」(編集賞)の受賞はなりませんでしたが、ここから主要部門の発表。「最佳導演」(監督賞)のトーさん、「最佳女主角」(主演女優賞)のデニス・ホー、「最佳男主角」(主演男優賞)のラウチン、「最佳劇情片」(作品賞)。

↓『ドライヴ』に真っ向から挑み、その一歩先を行った『車手』のカーチェイスは必見!

「最佳動作設計」(アクションデザイン賞)、『車手』キターーーーー!!!!!今日はいまのところお目当てのは全部獲ってる!

さあ、問題の最佳動作設計。

アンジェラベイビーきたー!

受賞おめでとうございます!/寰亞電影《高海拔之戀II》主題曲 鄭秀文《DoReMi》(粵語版) http://youtu.be/i7683uK1X0M

「最佳原創電影歌曲」(オリジナル主題歌賞)、『高海抜の恋』キターーーーー!!!!!

リッチーだ!

「最佳原著劇本」(オリジナル脚本賞)、『奪命金』キターーーーー!!!!!

2012.11.10
公開自体は2ヶ月半くらい前にすでにここでも取り上げていますが、邦題と公開日も発表されました!

奪命金 日本版ポスター

公開自体ももちろん嬉しいですが、これまでと決定的に違うのは、邦題も『奪命金』と原題そのままなこと。

いつもおかしな邦題になる度にTwitterの方でもTLが荒れますが、ようやく、ようやくみんなが望んでいる形での公開となりましたね。

とりあえず公開館としては新宿シネマカリテしかまだ載っていませんが、他全国順次ロードショーとあるので、この後さらに増えていくことでしょう。

クランクイン!<金(カネ)を巡る男女の欲望をジョニー・トーが映画化!「奪命金」2013年公開決定>

2012.10.3
昨日発表された今年の金馬奨のノミネート。
最多7部門のノミネートが、ロウ・イエ監督の『浮城謎事』と、ヤン・ヤージャ監督の『女朋友。男朋友』。

当ブログ的に注目はもちろん『奪命金』ですが、この2本に続く6部門でノミネート。

奪命金

詳しいノミネートは↓のリンク先をご覧下さい。(監督賞のところ『女朋友。男朋友』のヤン・ヤージャ監督が抜けていると思います)

『奪命金』がノミネートされたのは、「最佳劇情片」(作品賞)、「最佳導演」(監督賞)のトーさん、「最佳男主角」(主演男優賞)のラウ・チンワン、「最佳女主角」(主演女優賞)のデニス・ホー、「最佳原著劇本」(オリジナル脚本賞)、「最佳剪輯」(編集賞)。

作品、監督、男女の主演に脚本と、主要部門全部でノミネート!
金馬奨は多い時は12部門くらいノミネートされることを思えば(『ウィンター・ソング』がそうでした)、今回は結構ばらけているので、どの部門もチャンスはあるのではないでしょうか。

『奪命金』以外のトーさん関連にも触れておきます。

香港と台湾の独特の賞である「最佳動作設計」(アクションデザイン賞)に、『車手』のチン・カーロッ。
感想でも絶賛したオリジナリティ溢れるカーチェイス、ここは獲ってほしいなぁ。

もう一つが、「最佳原創電影歌曲」(オリジナル主題歌賞)に『高海抜の恋』のサミーが歌う「DoReMi」。

この曲ももちろん素晴らしいですが、『奪命金』の「水漫金山」がノミネートされなかったのは残念です…。
ということで、無理やり貼ります(笑)

授賞式は11月24日、楽しみに待ちましょう。

アジアンパラダイス<第四十九回金馬獎ノミネート発表!>

2012.9.22
Film Business Asia<Principle selected as HK Oscar bid>

ノミネートではなく香港代表に決定ですが、まずは第一関門突破ですね~。

選考した香港電影協会によると、争ったのは『龍門飛甲』と『聽風者』とのこと。

嬉しいニュースではありますが、問題はここから。
香港代表に決定ということだけなら、あの『フルタイム・キラー』だって代表になっています(笑)

ノミネートの5本に入れば、世界中に授賞式で映像が流れるので、これ以上はないトーさんの宣伝効果になりますが、今年はライバルたちもかなり強力。

まずは、フランス代表が例の『最強のふたり』
これはノミネートは間違いないでしょうね~。

ドイツ代表が、ベルリン国際映画祭の銀熊賞(監督賞)を受賞した『東ベルリンから来た女』。

ハンガリー代表が、ベルリン国際映画祭の銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞した『Csak a szél』。

ルーマニア代表が、カンヌ国際映画祭で女優賞と脚本賞を受賞した『Dupa dealuri』。

日本代表は『かぞくのくに』ですね。

冷静に考えれば受賞は厳しいと思いますが、なんとかノミネートには食い込んでくれないかなぁ。

2012.8.21
それらしい情報はTwitterの方でちらほら流れていましたが、ようやく公式アカウントがつぶやきましたね。

→そのつぶやきはこちら

奪命金 ポスター

「公開時期・劇場は未確定ですが、決まり次第お知らせします。」とありますが、今までのパターンからすると、権利を買っただけで劇場公開かDVDスルーかわからない時はこんな書き方はしないので、これは劇場公開決定でしょう!

スクリーンで観たのは去年の11月の東京フィルメックス、その後はBlu-rayで何回か観ていますが、これでようやくまたスクリーンで観れます!

改めて予告編と、この映画のかなり重要な部分を占める主題歌も貼っておきます。

 

2012.4.16
昨夜はTwitterの方ではリアルタイムで盛り上がっていた第31回香港電影金像奨、全体としては、前評判通り『桃姐』の圧勝でしたね。
作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞、主演男優賞の主要部門を独占!

日本でも公開されるとは前から言われていましたが、満を持して公開情報も解禁。

アジアンパラダイス<『桃姐 (A Simple Life)』(原題)今秋、日本公開決定!>

公開はまだまだ先ですが、今からほんとに楽しみです!

ですが、当ブログ的には、やはり『奪命金』に触れないわけにはいきません。

『竊聽風雲2』と票が割れてしまったためか、残念ながらラウ・チンワンの主演男優賞は受賞を逃しましたが、まさかの助演賞のダブル受賞!

まずはこの方、『スリ』『PTU』『柔道龍虎房』等々トーさん映画ではもはやお馴染み、ロー・ホイパン。

奪命金 ロー・ホイパン

この髪型!(笑)完全にデニス・ホーを圧倒していましたね。

続いて、もう一人のデニス・ホーの顧客、ソー・ハンシェン。

奪命金 ソー・ハンシェン

フィルモグラフィーを観ると9年ぶりの映画出演みたいですが、70年代から活躍されていた方が、2012年にこうして助演賞を受賞、いいですね~。

最優秀主題歌賞の受賞はなりませんでしたが、この映画の素晴らしさの多くを担っていると言っても過言ではない、名曲「水漫金山」も改めて貼っておきます。

劇場公開されるかも!?なんて話もちらほら聞こえてきますが、一日も早くまた映画館で観たいですね。

全受賞結果はこちらをどうぞ。
HongKong Addict Blog<第31回香港電影金像賞 発表>

2012.2.2
うわーっ!昨日見た時はまだ載ってなかったのに!
これでまた余分に10ドル分何か買うはめに。タイミングが悪いなぁ…。

奪命金 香港盤Blu-ray

さて、気を取り直しまして、ようやく予約が始まりました!
今のところ発売予定日は2/16となっています。

いつもなら、1回目はとりあえずは英語字幕を表示させながらも字幕はほとんど追わずに、2回目から字幕をちゃんと追ってという感じで観ますが、今回は一度日本語字幕付で観ているのが大きいですね。

送料無料にするための10ドル分、何を頼もうかなぁ。
とりあえず欲しいものは昨日注文してしまったんですが…。

201.11.2

奪命金 東京フィルメックス チケット

買っちゃいました…。

『黒社會』も『黒社會以和為貴』も『放・逐』も『跟蹤』も『鐡三角』も『神探』も『文雀』も我慢したのに、『奪命金』は我慢できませんでした…。

何も調べずに勢いで買ったのはいいですが、その日のうちに帰って来れるんでしょうか…。

2011.9.15
惜しくも(全然惜しくないかもしれませんが)ヴェネチア国際映画祭での金獅子賞受賞はならなかったトーさんの『奪命金』、フィルメックスに来ましたね~!

公式サイトには、早くも作品のページができています。

→『奪命金』 Life Without Principle:特別招待作品 : TOKYO FILMeX 2011 / 第12回東京フィルメックス

女性銀行員、街のチンピラ、刑事。ありふれた生活を送っていた3人の人生が一つの大金強奪事件をきっかけに急変し、予期せぬ展開を迎える……。巨匠ジョニー・トーが金融危機の時代に贈る傑作群像劇。ラウ・チンワン、リッチー・レン、デニス・ホーの競演も見事。

この紹介だけでもうむちゃくちゃ期待が高まります!

今年こそこれは東京まで行くしかないか!?

2011.8.10
Variety<Venice adds ‘Life’ to competish Johnnie To’s crime thriller joins lineup>

来ましたね~!

『奪命金』のコンペ入りは前から噂されていて、期待して待っていましたが、先日発表されたコンペ一覧には残念ながら入っていませんでした。

→その時にTwitterで触れたコメントはこちら

追加でのコンペ入りというのはよくある話ですが、トーさんの『奪命金』が来るとは!

早速、映画祭の公式サイトにも記事が出ています。

La Biennale di Venezia<Life Without Principle (Dyut Ming Gam) di Johnnie To nuovo film in Concorso a Venezia 68>

何より嬉しいのは、ちゃんと完成したということですね(笑)
『スリ』みたいに、トーさんの本気モードの作品は、数年がかりということになりかねませんから…。

昨日触れたこちらの記事みたいに、三大映画祭で受賞したからといって必ずしも公開されるとは限りませんが、少なくとも今まで以上に露出は増えるでしょうから、もちろん金獅子賞にも期待!

2011.5.16
何日も前から映像はすでに出回っていますが、改めて。

香港影庫を見ると前からの英題『Death of a Hostage』もそのままありますが、この動画のように『Life Without Principle』というのも出てきましたね。ひょっとしてずっと前からあったらすいません。

『Death of a Hostage』だとアクション色が強いですが、『Life Without Principle』だとなんだか急に高尚な感じがしますね。

ずっと『天国と地獄』のような話だと思っていて、『PTU』『柔道龍虎房』に続く黒澤明オマージュ第3弾かと思っていましたが、予告編を観た限りでは、単純にそうとも言えなさそうですね。

字幕も出ていますが、「the bull and the bear」もこの場合だと経済的な意味でしょうし、「bonds」「insurance」「contingency cost」「business transactions」と、トーさんの映画にはあまり似合わない単語が並んでいます(笑)

リッチーの役は、『PTU』でルビー・ウォンが演じたCIDですね。

クレジットは、リッチーでもラウちんでもなく、デニス・ホーが最初ですか!

そして、音楽が凄くいい!ピアノの旋律がすでに哀しいですが、40秒あたりからの歌声がまた切ない。

いやあ、「久々にじっくり撮りたいと思ったサスペンス」というトーさんの言葉だけですでに期待大でしたが、ますます楽しみになってきました♪

2011.5.21追記
『天国と地獄』のような話というのは『報應』の方ですね。ごっちゃになっていました。申し訳ありません。トーさんの過去のインタビューに以下のようにありましたね。

「『奪命金』は、中国の経済開放にまつわるお金がテーマの映画なんだ。この映画は私の作品の中じゃ1番セリフが多いんじゃないかな。アクションよりも会話中心で、今までの私の作品とは違うタイプの映画になると思う。何より今までとの違いは、主人公が女性だということさ!」

 

奪命金 ≪特別版≫【Blu-ray】(2枚組:BD+DVD)

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