![ワイルド・ギース](https://aisubekieigatachi.com/wp-content/uploads/2021/05/2013071616205880c.jpg)
TSUTAYA ONLINEが実施した「泣ける映画」のアンケート。
以下がBEST10。
①恋空
②アルマゲドン
③私の頭の中の消しゴム
④タイタニック
⑤ただ、君を愛してる
⑥グリーンマイル
⑦マリと子犬の物語
⑧タイヨウのうた
⑨火垂るの墓
⑩ニュー・シネマ・パラダイス
“泣ける純愛映画”で泣くことを否定するつもりは全くありませんが、映画で泣くとはこういうことだ!ということで、自分も10本選んでみたいと思います。
順位付けは適当ですが、一応BEST10という形にしてみます。
第10位 『ラブ・アクチュアリー』
先ほどあんなことを書きましたが、恋愛映画で泣くことを全て否定しているわけではありません。
難病や死で“感動しろ!”“さあ泣け!”という映画なんか観る気もしないというだけです。
この映画、泣きのポイントは、親友の花嫁への恋という、最悪なシチュエーションのマークのエピソード。
Didoの「Here With Me」にまずやられ、「Enough, enough now.」でとどめを刺されます。
第9位 『遠い空の向こうに』
流した涙の量ならたぶんこれが一番でしょう。
泣きのポイントは、以下の台詞。
「僕達、見解が一致しない事柄がある。
いや、ことごとく全ての事で一致しない。
でも、僕もひとかどの人物になれるはずだ。
オヤジと異なるからじゃない、同じだからだ。
同じくらい、分からず屋で強情だ。
同じくらい、良い人間になりたい。
確かにブラウン博士は偉大だが、ヒーローじゃない」
ここはほんとにボロ泣きでした。
第8位 『再見阿郎』
![再見阿郎](https://aisubekieigatachi.com/wp-content/uploads/2021/05/201405050046318d0.jpg)
国内盤DVDの発売が一番待たれる、ジョニー・トー映画の最高峰の1本。
泣きのポイントは、クライマックスの大哥と小雪のやりとり。
「国際飯店があろうとなかろうと、そんなことは関係ないわ。
私がいる限り、あなたには帰る場所があるんだから」
の言葉に、声をあげて泣くラウちん、観ているこちらも号泣です…。
第7位 『ロンゲスト・ヤード』
リメイク版も悪くなかったですが、もちろんオリジナルの方です。
泣きのポイントは、動画の1:41、ボールを拾い上げるレイノルズを見て二ヤっとするエド・ローターの表情。
トレーナーのじいさんがレイノルズに答えた「後悔はしてない」ももちろん外せません。
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ロンゲスト・ヤード スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD] パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン 2010-08-06 |
第6位 『ガンマン大連合』
泣きのポイントは、55秒前後の、男同士の友情を描いてこれ以上の表情はない、トーマス・ミリアンの笑顔。
バックには、モリコーネ必殺の泣きの旋律。
第5位 『ミッドナイトクロス』
![ミッドナイトクロス](https://aisubekieigatachi.com/wp-content/uploads/2021/05/20080927133956.jpg)
泣きのポイントは、最強のラスト10分。
ピノ・ドナッジオによるどこまでも切ない「Sally and Jack」、あまりにも美しい花火。
そして、とどめの「It’s a good scream」。
第4位 『クリムゾン・タイド』
![クリムゾン・タイド](https://aisubekieigatachi.com/wp-content/uploads/2021/05/20080929171422.jpg)
![クリムゾン・タイド](https://aisubekieigatachi.com/wp-content/uploads/2021/05/20080929171429.jpg)
泣きのポイントは、○○○○(一番肝心なネタばれなので伏せておきます)の命令を聞いて拳を握りしめるヴィゴ・モーテンセン、デンゼル・ワシントンに○○(同じく伏せます)を譲り煙草をふかしつつ艦の中を降りていく哀愁溢れるジーン・ハックマン。
いよいよBEST3です!
第3位 『ミスター・ノーボディ』
![ミスター・ノーボディ ヘンリー・フォンダ](https://aisubekieigatachi.com/wp-content/uploads/2021/05/201802041112453ac.jpg)
地平線の彼方から現れる150人の“ワイルド・バンチ”。
流れ始める、泣きのメロディラインに痺れるモリコーネ屈指の傑作「Mucchio Selvaggio」。
ヘンリー・フォンダの後ろ姿を捉える長回し。
“男は背中で語る”の最高峰でもあります。
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ウルトラプライス版 ミスター・ノーボディ blu-ray《数量限定版》 映像文化社 2017-12-28 |
第2位 『ワイルドバンチ』
![ワイルドバンチ](https://aisubekieigatachi.com/wp-content/uploads/2021/05/20120709170939b8d.jpg)
“男ならこれで泣け!”ときたら、もちろんこれは外せません。ラストの銃撃戦が有名ですが、泣けるのは撃ち合いが始まる前です。
映画史上最高の4人組。みんないい表情してるなぁ。
泣きのポイントは、アーネスト・ボーグナインこの笑顔。映画史上最高の笑顔の一つ。
男たるもの、死ぬ間際には、こんな表情をしたいものです。
そして、『ワイルドバンチ』といえば、数多のフォロワーを生み出した、“男ならこれを観ろ!”最強のフォーメーション、“4人一列横並び”ももちろん最高。
今回は、さらに“泣き”が強調された、Elliott Smithの「Son Of Sam」をバックにしたスペシャルバージョンで。
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ディレクターズカット ワイルドバンチ 特別版 [DVD] ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント 2018-02-17 |
第1位 『ワイルド・ギース』
![ワイルド・ギース](https://aisubekieigatachi.com/wp-content/uploads/2021/05/2013071616205880c.jpg)
『ワイルドバンチ』が1位でも全然おかしくないですが、“男ならこれで泣け!”最強の1本はやっぱりこれでしょう。
泣きのポイントは、まずはサンディ曹長の死。序盤からのフォークナーとの関係を観ている観客には、涙無しでは観れません。
そして、写真の場面のフォークナーとレイファーのやりとり。これぞ“男ならこれで泣け!”の最高峰。
さらに、ラストの「お父さんの話をしよう」でとどめを刺されます。
最後の方は、動画や写真を観ているだけで泣けてきました(笑)
皆さんは、どんな映画を観て泣かれますか?