映画デートを巡る攻防 バトーvs草薙素子

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX

こんにちは、Origaの歌う「inner univerce」が頭から離れない管理人です。

そうです、新たな無間地獄の始まりか、『イノセンス』へのtonbori様のコメントに背中を押され、ついに手を出してしまいました、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』。

神山監督がインタビューで語っていたように、いわゆる“刑事モノ”ということで、映画版よりも親しみやすい内容。

まだ途中ですが、今まで観た中では第6話「模倣者は踊る」が一番の傑作でしょうか。

第15話「機械たちの時間」のタチコマたちを、玉川紗己子さんが一人で演じ分けていると知って唖然。
本人は、それほど大変でもなかったとインタビューで仰っていましたが、これぞ職人芸ですね。

さて、記事のタイトルですが、注目したいのは第12話「タチコマの家出 映画監督の夢」。

この中で、「あなた映画に感動して泣いたことってある?」と素子に聞かれたバトー、「昔あったな、マルクス兄弟の映画で、笑いすぎて涙が出たことが」と思わぬ映画通ぶりを披露。

「あなたらしいわ」と答えるあたり、素子もマルクス兄弟の映画を観ていると思われますが、この後、バトーが勝負に出ます。

バトー「今度二人で映画でも見に行かねえか?」
素子「ありがとう。でも、本当に見たい映画は一人で見に行くことにしてるから」
バトー「じぁ、それほど見たくない映画は?」
素子「見ないわ」

バトー完敗(笑)

「今の自分を幸福だと感じるか?」を「懐かしい価値観ね」と切り返すだけのことはある素子、最強の切り返し。

そういえば、同じ回で、映画監督に「リアリストだな」と言われた時もさすがでした。
「現実逃避をロマンチストと呼ぶならね」

どんな誘いなら、草薙素子は映画に付き合ってくれるでしょうか…。

 

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