満を持して観た『特急二十世紀』が面白くなかったことに結構ショックを受けてる…。
スクリューボール・コメディの代表作として有名な映画ですし、評価も凄く高いですが、やっぱり自分で観てみないことにはわからないなぁ。
同じくスクリューボール・コメディの代表作として有名な『ヒズ・ガール・フライデー』は大傑作ですが、同じハワード・ホークスでもここまで違うか…。
“オーバー”“やりすぎ”はスクリューボール・コメディではむしろプラスに働くことの方が多いですが、ある一線を越えてしまうと一気に冷めるというのがこれを観るとよくわかる。
話としては面白いしシールのネタも巧いけど、とにかくジョン・バリモアの芝居がきつい。
キャロル・ロンバードは美しい。
[原題]Twentieth Century
1934/アメリカ/91分
[監督]ハワード・ホークス
[脚本]チャールズ・マッカーサー/ベン・ヘクト
[出演]ジョン・バリモア/キャロル・ロンバード/ウォルター・コノリー/ロスコー・カーンズ/エチエンヌ・ジラルド/ラルフ・フォーブス/チャールズ・レヴィンソン/エドガー・ケネディ
関連記事
今回は、以前から観たくてしょうがなかった、ハワード・ホークス監督の傑作スクリューボール・コメディ『ヒズ・ガール・フライデー』です。 観たくて観たくてしょうがなかった作品というのは、期待を裏切ることなく傑作であることが多いですが、今[…]
関連記事
ケイリー・グラント第5弾。 今までは『シャレード』を除いてコメディばかりでしたが、今回は、ドタバタしないケイリー・グラントのかっこよさを堪能できる映画。 エクアドルの小さな港町。 船から降り立った一人の美しい女性に、二人の男が[…]
関連記事
今回は、ハワード・ホークス監督の痛快傑作西部劇『リオ・ブラボー』です。 メキシコ国境近くの町リオ・ブラボーを舞台にした数日間の話。 悪党一味に立ち向かう保安官ジョン・ウェインの仲間は、アル中の助手ディーン・マーティン、足の不自由な老[…]