ブログ復帰しましたので、久しぶりに音楽の話も。
このCDは手に入れるのにかなり苦労しました。
もっと高いお金を払えば簡単に手に入りますが、今回払った1160円というような値段ではめったにありません。
レコードなら、これは!と思えば4000円くらいまでならつっこみますが、基本的にCDには定価以上払うつもりはないので、これもずいぶんと粘りました。
一昨年に『SR サイタマノラッパー』という映画がずいぶんと話題になって、素晴らしい映画でしたが、日本語ラップといえば、この人も絶対外せないでしょう、SHUREN THE FIRE。
以前のこのエントリーで触れた、友人が作ってくれた日本人限定オールタイムベストの1曲目がこの曲でした。
「SPEED & WORDS」SHUREN THE FIRE
都市はまるで幻 走る黄色いライト
悲しみと言語 暗がりの地下道
人々の葛藤で胸が張り裂けそう
赤い迷彩模様 俺を包む枯れ葉の絨毯
本場アメリカのHIP HOPとはまた違う、日本語ならではの美しさ。
でも、この曲が素晴らしいのは、言葉だけではなくピアノ。
元ネタは、40年も前のDave Brubeck。
「Angel Eyes」Dave Brubeck Quartet
3:06過ぎのピアノのワンフレーズ。
これを引っ張ってきたセンスが何より凄い。
おまけに何曲か。
「夕立」SHUREN THE FIRE
この曲もピアノが素晴らしい。
「A DAY IN S*APPORO」SHUREN THE FIRE
これはフルートが最高!
アルバムの方も、久しぶりにじっくり聴き直してみようと思います。
BIRD OF 12 GAUGE
SHUREN THE FIRE
エンジェル・アイズ
デイヴ・ブルーベック