もう一つ賞の話。こちらもノミネートの際にも触れた「亞洲電影大奨」、かなり時間が経ってしまいましたが、3月20日に発表がありました。(→ノミネートの際のエントリーはこちら)
こちらも期待せずに待ちましょうと書きましたが、さて、結果は…。
【最佳電影】
グエムル -漢江の怪物-(韓国)
ヴェネチア映画祭で負けた『三峽好人』ではなく、『グエムル -漢江の怪物-』でした。
でも、『グエムル -漢江の怪物-』も素晴らしい映画ですからねぇ。
【最佳導演】
ジャ・ジャンクー(三峽好人/中国)
「香港特區10周年電影選擧」同様獲れるならここと思ってましたが、残念でした…。
【最佳男演員】
ソン・ガンホ(グエムル -漢江の怪物-/韓国)
これは当然の結果でしょうね。ソン・ガンホ、すでに「アジア最強」の貫禄があるような気がします。
【最佳女演員】
中谷美紀(嫌われ松子の一生/日本)
「日本人が二人も入ってますが、ちょっと厳しいですね~」と書きましたが、思わぬ結果に。
ただ、香港マスコミただ一つの関心事と言われていた「チャン・イーモウの元彼女」初対決、どちらが勝っても遺恨を残しそうなので、無難な結果に収めたような気がしないでもない(笑)
この賞、いまいち盛り上がりに欠けるみたいと書いたんですが、案の定当日の入りは6~7割で、しかも式典の途中で次々と退席が目立った模様。
香港主催ながら、「アジア」をアピールするために主要部門は他国に譲ったような結果になりましたが、第2回はなさそうな気がします(笑)
前回に続いて、映画賞ネタ。 今回が第1回となる「亞洲電影大奨」、2006年に上映された約700本のアジア映画を対象に、10部門で争われます。 主催は香港国際電影節協会。 今回も、主要部門のノミネートを。 【最佳電影】 ●満城盡[…]
グエムルの小ささがいい。 普段あまり新作の感想は書きませんが、これは書かないわけにはいかないでしょう。 『殺人の追憶』のポン・ジュノ監督の最新作、『グエムル -漢江の怪物-』です。 まだ公開されたばかりですので、軽く書きます。 […]
ジョニー・トー(杜琪峯 : Johnnie To、1955年4月22日 - )は、香港の映画監督、プロデューサー。 香港電影金像奨で3度の監督賞、金馬奨で3度の監督賞を受賞している。 現在までに香港電影金像奨の監督賞に18回、金馬奨の[…]