50万ドルを運ぶ、ガトリング銃まで装備した鉄製の装甲馬車が荒野を爆走し、襲撃する側も銃に加えてニトログリセリン!
ジョン・ウェイン&カーク・ダグラスという豪華主演ながら、彼らもあくまでもチームの一員であり、他の仲間たちやインディアンも活躍する、工夫を凝らした襲撃方法が面白い。
最後は二人の対決になると誰もが思うところをそうはならないのがこの映画の面白さですが、意地の張り合いが笑えます。
同時にそれぞれ別々の敵を倒した時も、「右の奴が先に倒れた」「あいつは背が低いだけだ」なんていいですねぇ。
言われた捨て台詞をそっくりそのまま言い返すのもニヤリ。
クライマックスの装甲馬車の襲撃は、襲う方もインディアンまで合わせたら数十人、守る方も数十人と、お互いに結構な大人数。
最近のごちゃごちゃしているだけでよくわからないアクションと違い、何が起きているかがちゃんとわかるように、しっかりとロングショットを入れているところが素晴らしい。
これがないとただ大人数がごちゃごちゃしてるだけでよくわからなくなってしまいます。
デュークが格の違いを見せつけるラストまで最高。
[原題]The War Wagon
1967/アメリカ/96分
[監督]バート・ケネディ
[音楽]ディミトリ・ティオムキン
[出演]ジョン・ウェイン/カーク・ダグラス/ハワード・キール/ロバート・ウォーカー・Jr/ブルース・キャボット/キーナン・ウィン/ジョアンナ・バーンズ/ブルース・ダーン
裸にポンチョ! ラクエル・ウェルチvsアーネスト・ボーグナイン! 棒に紐で垂らした石を手首の力だけで巻き上げるところから、銃の撃ち方、心構えまで、一から鍛え上げられる特訓シーンをじっくり丁寧に描いているのが素晴らしい。 […]
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