『ストーン』(ジョン・カラン)

ストーン

ロバート・デ・ニーロ×エドワード・ノートン×ミラ・ジョヴォヴィッチという豪華組み合わせの割にはあんまり話題になってなっていませんでしたが、それも仕方ないかなぁ。

引退間際に災難がふりかかるというのはよくあるパターンですが、仮釈放管理官いう、ただでさえ受刑者の芝居を見抜かないといけない職業にとって、よりにもよって最後の相手がエドワード・ノートンって、悪夢以外の何物でもないですね(笑)

ストーン ロバート・デ・ニーロ エドワード・ノートン

ただ、デニーロvsノートンという演技派同士のガチンコバトルを期待すると、ちょっと肩すかし。
二人とも上手いですが、この二人ならこれくらい朝飯前ですし、何より、ガチンコどころかデニーロはやられっ放し、そういう設定だから仕方ないですが。

もちろん「やられ方」は流石ですし、ノートンも相変わらず上手いですが、想定の範囲内で、おぉっとはならない。
『真実の行方』を観てしまってるのも大きいかもしれませんが。

そんな二人と比べて、おぉっとなるのはむしろミラ姐さん。
『バイオハザード』シリーズのような“作りモノ”ではなく、“一人の人間”がちゃんとそこにいる。

そういう芝居もできることは『めぐり逢う大地』なんかですでにわかっていますが、本人的にもやりがいがあった役のはず。

そして、脱ぐ時はちゃんと脱ぐ!見習わんかいジェシカ・アルバ!!

エドワード・ノートンに仕掛けられて、ミラ姐さんに誘惑されて、断れる男なんてこの世にはいない。
『マチェーテ』でもただのエロおやじになっていたデ・ニーロ、あっさり陥落(爆)

ストーン ロバート・デ・ニーロ ミラ・ジョヴォヴィッチ

ただ、この映画がちょっと面白いのは二人してデ・ニーロを籠絡してはい終わりではなく、その先があること。
エドワード・ノートンの“変化”がよくあるパターンの一歩先へといってますが、それは観てのお楽しみということで。

もう一人問題なのが、デ・ニーロの奥さん。たぶん自分の想像を軽く超えています。

そして、オープニングと円環をなすラスト。あれっ!?ひょっとしていい映画なのか!?

[原題]Stone
2010/アメリカ/105分
[監督]ジョン・カラン
[出演]ロバート・デ・ニーロ/エドワード・ノートン/ミラ・ジョヴォヴィッチ/フランセス・コンロイ

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