これはたまらん!吹替も何の問題もない。
偶々クマなだけで、違いを受け入れるということについての物語なだけでなく、パパが再びヒーローになる家族の物語でもあり(熱いキス!)、悪役にもちゃんと物語がある。
さらに本家の音楽まで流れる『M:I』アクションまでついてきて、わずか95分。
何よりも、ダッフルコート最高。
『M:I』でも一番有名なアクション、それをやるのがニコール・キッドマンというだけでもニヤリとなるけど、一瞬しか流れないのにすぐにわかるあのテーマ曲の破壊力はやっぱり凄いな。
ほんとに一瞬しか流れないけど、エンドクレジットにはラロ・シフリンのクレジットもちゃんと出る。
文句なしの傑作。
[原題]Paddington
2014/イギリス/95分
[監督]ポール・キング
[出演]ヒュー・ボネヴィル/サリー・ホーキンス/ジュリー・ウォルターズ/ジム・ブロードベント/ピーター・カパルディ/ニコール・キッドマン
[声の出演]ベン・ウィショー/イメルダ・スタウントン/マイケル・ガンボン
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