第42回金馬奨は『カンフーハッスル』が最多5部門で受賞、『黒社会』敗れる…

カンフーハッスル
『ザ・ミッション/非情の掟』のリメイクのニュースからあれこれ書いているうちに、いつの間にか1週間経ってしまいましたが、13日に第42回金馬奨の発表がありました。

我らがジョニー・トー先生の『黒社会』が最多の11部門でノミネートされたということは先日書きましたが(→その記事はこちら)、結果は残念なことに…。

下馬評でも『黒社会』は本命だったようですが、10部門にノミネートされながらほぼノーマークだったという『カンフーハッスル』が、作品賞・監督賞など最多の5部門で受賞。
チャウ・シンチーもまさかもらえると思ってなかったのか、式には欠席したとのこと。
『黒社会』は脚本賞・音響効果賞の2部門を受賞。

『カンフーハッスル』は、個人的には『少林サッカー』に比べれば全然たいしたことないと思うんですが(いくつかツボにはまったシーンはあり)、関係者の間でも同じような感じなのか、皆さん結構言いたい放題。

エリック・ツァンが「監督としての力量はジョニー・トゥの方が上だと思う」と言ったかと思えば、アン・リー監督までもが「(金馬奨が重んじるべき)芸術性という意味では、ホウ・シャオシェンの『スリー・タイムズ』がはるかに勝っている」と発言。

これに対し冷静に対応したチャウ・シンチーも、エリック・ツァン発言に対しては「エリック・ツァンのいうように、ジョニー・トゥは僕より優れた監督だと思う。いまの香港には、彼のように風格があって、創意工夫に富んだ監督はほとんどいないよ。だから、今回受賞できなかったことは、彼には何の影響もないハズさ」とコメント。

これには、いくらジョニー・トー監督を応援していたとはいえ、さすがにチャウ・シンチーが可哀想。

ハリウッドのアカデミー賞では、少なくとも人前ではこんな発言はないと思いますが、こちらは皆さんはっきりと言いますね~。

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