マカロニ特集が一段落ついた映画秘宝ですが、今号の中ではダントツでこのネタでしょう。
3人の監督が東京を舞台に撮るオムニバス映画『TOKYO!』(仮)。
その中の1本、ポン・ジュノ監督の『Shaking Tokyo』に蒼井優が出演!!
ポン・ジュノ監督といえば、オムニバス映画を除けば監督作はいまだ3本ながら、『殺人の追憶』『グエムル -漢江の怪物-』と傑作を連発。
トーさんと並んで、アジア最高峰の監督の一人。
ストーリーは、「11年引きこもっていた香川照之演じる主人公が、ピザ屋の店員の蒼井優に一目惚れして街に出て行くが、東京中が引きこもっていた」という、今回も一筋縄ではいかなそうな話(笑)
オムニバス映画といえば、少し前にウォン・カーウァイ、スティーヴン・ソダーバーグ、ミケランジェロ・アントニオーニで『愛の神、エロス』がありましたが、今回も負けず劣らず豪華。
ミシェル・ゴンドリーももちろんながら、何が凄いって、レオス・カラックスが参加していること。
『ポーラX』から8年、その前の『ポンヌフの恋人』も『ポーラX』の8年前。
もっと撮って下さいよ監督(笑)
でも、これでカラックスの新作は2015年まで観れないということか…。
オムニバス映画は、どうしても比べられてしまいますが、『愛の神、エロス』は、贔屓目を抜きにしても、ウォン・カーウァイがずば抜けていました。
さて、今回の3人はどんな凄いものを観せてくれるでしょうか?
そして、ポン・ジュノの手によって優ちゃんがどんなピザ屋の店員になるのか、今からほんとに楽しみです!