10ジャンルNo.1映画バトン!

いつもお世話になっている5011様のところで見かけたバトン、いただいてきました。

→5011様の10本はこちら。

AFI’s 10 Top 10はニュースで見かけましたが、自分版をそれぞれ10本(全部で100本)選ぶのは大変だなぁと思っていました。

そこへこのバトン。各ジャンル1本だけ。楽といえば楽ですが、逆に1本だけというのも難しい。

でも、こういうのは迷っていたらいつまでたっても決まらないので、今の気分で決めたいと思います。

それでは、始めます!

【Q1】アニメーション作映画のNo.1は?

『イノセンス』(2004/押井守)

単体なら『紅の豚』と互角ですが、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』も含んでこちらに軍配。
恋愛映画として最高の映画の1本ですね。
“孤独に歩め、悪を成さず、求めるところは少なく、林の中の像のように”

【Q2】ファンタジー映画のNo.1は?

『星願 あなたにもういちど』 (1999/ジングル・マ)

一番“ファンタジー”な描写であるラストのリッチーの描写がしょぼすぎるのは残念ですが、それ以外は完璧な映画。
「どうかみんな目を閉じて、そばにいる人を心で感じて。とてもいい感じがするから」

【Q3】ギャング映画のNo.1は?

『ザ・ミッション/非情の掟』(1999/ジョニー・トー)

これより好きなトーさん作品はありますが、“全ての始まり”としてやはりこの1本。これのインパクトはあまりに強烈でした。

【Q4】SF映画のNo.1は?

『リベリオン』(2002/カート・ウィマー)

感想のINDEXを見てみたら、片手でも余るくらい、SF映画はほぼ皆無でした。
そんな中では、これしかないでしょう。感想にも書いたとおり、「“ガン=カタ”最強。以上。」な映画。

【Q5】西部劇映画のNo.1は?

『ウエスタン』(1968/セルジオ・レオーネ)

“他の監督なら30秒もかけないところを、まったく飽きさせずに10分も見せる”レオーネ節が炸裂している、165分もあるのに終わった後もう1回観たくなる、セルジオ・レオーネ最高傑作。エンニオ・モリコーネの音楽も最強。
「俺の馬がいないようだな?」「おかしいな、どうやら1頭足りねえようだ」「いや、2頭余る」

【Q6】スポーツ映画のNo.1は?

『少林サッカー』(2001/チャウ・シンチー、リー・リクチー)

これを“スポーツ映画”というのは反則かもしれませんが・・・。
上映中大爆笑の連続で(クスクス笑いではなく大声)、終了後は拍手の嵐、そんな体験は後にも先にもこの映画だけ。文字通り超満員の新宿ミラノ座、今もあの時の雰囲気は覚えています。

【Q7】ミステリー映画のNo.1は?

『悪魔のような女』(1955/アンリ=ジョルジュ・クルーゾー)

AFIもミステリーとサスペンスをごっちゃにしているようですが、サスペンスの典型は同じクルーゾーの『恐怖の報酬』(これも大傑作)。
ミステリーということでこの映画。戦慄のラストは今観ても凄い。

【Q8】ロマコメ映画のNo.1は?

『ヒズ・ガール・フライデー』(1940/ハワード・ホークス)

ここが一番迷いました。『ニノチカ』『アパートの鍵貸します』『極楽特急』などなど。
この中では一番知名度では劣るかもしれませんが、映画史上最も多いとも言われる、尋常でない量の台詞が飛び交う圧巻のコメディ。
ケイリー・グラント相手に互角以上にやりあうロザリンド・ラッセルがとにかく凄い。

【Q9】法廷サスペンス映画のNo.1は?

『情婦』(1957/ビリー・ワイルダー)

5011様が挙げていらした『いとこのビニー』も捨てがたいですが、ここは正統派で。
今も昔もこの映画と『十二人の怒れる男』が裁判モノの双璧ですが、“法廷”ということでこちらで。
“映画史上最高のどんでん返し”としても有名ですね。

【Q10】歴史劇映画のNo.1は?

『楽園の瑕』(1994/ウォン・カーウァイ)

ここも困りました。ありすぎて困るのではなくあまり観てないので。
この映画を選ぶのは反則かもしれませんが、雰囲気的に歴史劇でもOKでしょう(笑)
二度と叶わない夢の共演。印象的な言葉も数知れず。
「何かを忘れようとすればするほど、心に残るものだ。ある人曰く、何かを捨てなければならない時は、心に刻みつけよと」

以上のような10本になりましたが、これって、結構重要なジャンルが欠けてますよね。「戦争映画」「ミュージカル映画」「ホラー映画」「アクション映画」などなど。第2回もいつかありそうですね。

皆様も考えてみると、自分の好きなジャンルが改めてわかって、いい機会になるかもしれません。