『大英雄』はなくても『痩身男女』があるもんね by アンディ・ラウ

ダイエット・ラブ アンディ・ラウ サミー・チェン
ずいぶんと話題が古くて申し訳ありませんが、12/12に行われた「光影夢魅20年-UA20周年~(以下長いので省略)」について。

要は、ここ20年間で一番興行成績の良かった(稼いだ)作品、主演男優、主演女優、監督を表彰するというもの。

香港電影金像奨などとは違い、単純に興行収入だけの話なので、誰が一番観客に愛されたかという、もらう方にとっては一番嬉しい賞でしょう。

作品賞はチャウ・シンチーの『カンフーハッスル』

主演男優賞では、ベスト10にチャウ・シンチーとジャッキー・チェンが4本ずつと、完全に二強ながら、トータルではアンディ・ラウの圧勝。

ちなみに、アンディが17億3000万香港ドル(約260億円)、シンチーが13億1000万ドル(約196億5000万円)、ジャッキーが8億9000万香港ドル(約133億5000万円)。

ベスト10には『インファナル・アフェア』1本ながらこれだけの大差というのは、やっぱり108本という圧倒的な出演数のおかげでしょう。というか出過ぎ(笑)

主演女優賞は、マギー・チャンやアニタ・ムイら強敵を退けて、サンドラ・ンが受賞。

監督賞は、これは書くまでもないですが、当然バリー・ウォン監督。

さて、実はここからが本題です。
この記事を目にした時、アンディの108本の出演作というところにあった( )書きを管理人は見逃しませんでした。

(中でもアンディが「一番満足している」作品は「ダイエット・ラブ(痩身男女)」とのこと)

『マッスルモンク』でなかったことにはほっとしましたが、香港映画の新たな金字塔『インファナル・アフェア』ではなく、自身初の金像奨主演男優賞に輝いた傑作『暗戦 デッドエンド』でもなく、『痩身男女』とは!
アンディ、最高です(笑)

ここからは管理人の勝手な想像ですが、アンディがこう思うのも、一人だけ『大英雄』に参加できなかった悔しさからでしょうか(爆)

きっと『大英雄』のトニーを観て、アンディは羨ましかったに違いありません。
そして、自らも思いっきりはじける場を求めていたのでしょう。

『マッスルモンク』のメイキング映像でも心底楽しそうでしたし、『痩身男女』の話が来た時も、心の中では飛び上がって喜んだことでしょう(笑)

そんなアンディの心を見透かして『痩身男女』を大ヒットさせ、それで稼いだお金でラム・シューで『PTU』を作る、一番凄いのはやはりジョニー・トー監督でしょう(笑)

最後はジョニー・トー信者の強引な展開ですが、『痩身男女』が一番のお気に入りというアンディ、そんなあなたが大好きです(笑)

 

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