『悪の法則』(リドリー・スコット)

悪の法則

今まで知って聞いて見てきた“カーセックス”とはいったい何だったのか。

あのハビエル・バルデムをして「あんなの見たら、何かが変わる」と言わしめた、キャメロン・ディアスが最強すぎる。

悪の法則 キャメロン・ディアス

一度その世界に足を踏み込んでしまったら、もう二度と後戻りはできない、選択肢など一つもない。

少しふざけた感じで書きましたが、重要なシーンでもあります。

いくつも死線を越えてきたであろうハビエル・バルデムが、口あんぐりでただ圧倒される。
彼から話を聞いたマイケル・ファスベンダーも唖然。

でも、一度その世界に触れてしまった以上、二人はもうそれを知らなかった頃の世界に戻ることはできない。

悪の法則 マイケル・ファスベンダー ハビエル・バルデム

聞くべきじゃなかったとファスベンダー、話すべきじゃなかったとバルデム。

でも、自分一人の中に仕舞い込んでおくには、それはあまりにも理解を越えていた、だから誰かに同じ世界に足を踏み入れてほしかった。

そしてその世界では、何もできず、ただ受け入れることしかできない。

 

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[原題]The Counselor
2013/アメリカ・イギリス/117分
[監督]リドリー・スコット
[脚本]コーマック・マッカーシー
[出演]マイケル・ファスベンダー/ペネロペ・クルス/キャメロン・ディアス/ハビエル・バルデム/ブラッド・ピット/ブルーノ・ガンツ/ディーン・ノリス/ナタリー・ドーマー/ゴラン・ヴィシュニック/トビー・ケベル/エドガー・ラミレス/ロージー・ペレス/リチャード・カブラル/ジョン・レグイザモ

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