トニー、『赤壁』を辞退。伝説の幕開け?

ついに決まったジョン・ウー監督の『赤壁』のキャスト。

今回は、それについてつらつらと。

当初は渡辺謙や韓国人俳優の名前も挙がっていましたが、結局はオール中国人キャスト。
それにまずはほっと一息。「三国志」に日本人や韓国人が出てきたらおかしいですからね。

当ブログ的には、『ブレイキング・ニュース』『エレクション』のユウ・ヨンがなんと劉備。
激渋の演技力は今さらここで書くまでもないですが、出世しましたね~。

チャン・チェンの孫権なんかもぴったりなイメージですね。

実は一番無理があるのがチョウ・ユンファの周瑜かと(笑)

そして、一大事なのは、一番のはまり役と思われていた孔明役のトニー・レオンがなんと出演辞退。
理由は諸説あるようですが、そのうち明らかになるでしょう。

代役が金城武と、代役にしては超豪華ですが、若すぎるのと、軍師タイプではないので、趙雲あたりならぴったりなんだけどなぁ(ちなみに趙雲はフー・ジュン)。

さて、世間一般的にはこのあたりかと思うんですが、当ブログ的には、ここからが本題です。

以前、このようなエントリーをUPしたことを覚えておいででしょうか?

三顧の礼と「ヤダ」

孔明屈指の名場面“三顧の礼”と、トニー・レオン伝説の迷台詞「ヤダ」。
この二つが組み合わさると…。
そして、そんな映画を撮れるのは、我らがバリー・ウォン大先生しかいないと。

しかし、仮にバリー・ウォン監督が「三国志」を撮ったとしても、ジョン・ウー版に出てしまったトニーがそちらにも出る可能性はゼロに近いでしょう。

ただでさえ多忙な身ですし、『楽園の瑕』のあのメンバーが『大英雄』にそのまま出たのは“映画史の奇跡”なので、現在のトニーに同じことは望めないでしょう。

ただ、ただです。
今回の出演辞退で、わずかながらも状況は変わってきたのではないでしょうか。

久々のジョン・ウー監督、チョウ・ユンファとのコンビを楽しみにしていたトニー、辞退はやむを得ずのことです。
そして、孔明は役者トニーにとって凄く魅力的なキャラでしょう。

たとえユンファとの共演は無理だとしても、トニーに孔明役への未練が残ることは十分ありえます。

そこへ、バリー・ウォン監督の悪魔の囁きが…。

「ねえねえトニー、この前は『赤壁』に出れなくてほんとに残念だったね。
実は、今度自分たちも「三国志」を撮るんだ。
もちろん孔明の役は君のために空けてあるよ。
このチームならユンファに気を使わなくてもいいし、好きなように演じてくれて構わないよ。
話も、みんなが知ってるそのままじゃつまんないから、ちょっと面白くしてあるんだ。
どう?一緒にやらない?」

少し前にバリー・ウォン監督とトニーは一緒にラブコメなんかを撮ってるので、つながりは十分。

この前のエントリーでは万に三つと書きましたが、これで万に六つくらいに可能性が上がったかも(笑)

 

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