三顧の礼と「ヤダ」

この前アンディ・ラウ版の「三国志」について書きましたが、その中でジョン・ウー版についても少し書き、諸葛亮孔明=トニー・レオンというキャストにも触れました。

その後、自分の書いたものを読んだ時、アホなことを思いついてしまいました。

孔明には数々の名場面があります。

“死せる孔明、生ける仲達を走らす”や“泣いて馬謖を切る”、“天下三分の計”に“空城の計”、挙げだしたらキリがありません。

そんな中でも、「三国志」に詳しくない方でも一度は聞いたことがあるくらい有名なのが、「三顧の礼」ではないでしょうか。今さら説明は不要でしょう。

一方、トニー・レオンにも数々の名場面がありますが(こちらは列挙は省略)、一部ファンに熱狂的に支持されているのが、『東京攻略』での、日本語の「ヤダ」。
あの映画をご覧になった方は、ストーリーはすっかり忘れても、「ヤダ」だけは鮮明に覚えてらっしゃることでしょう。

これでもうお分かりかと思いますが、この二つが組み合わさると…。

この先は、書くのも恥ずかしいので、皆さんで想像してみて下さい。

800%ありえませんが、万に一つ実現したら、映画史に名を残すにとどまらず、中国4000年の歴史に挑むことになるでしょう。

ジョン・ウー監督では万に一つも可能性はないでしょうが、バリー・ウォン監督なら万に三つくらいの可能性はあると思うんだけどなぁ。
バリー・ウォン監督、「三国志」作りません?

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