モニュメントバレーをシェルビー・マスタングで爆走するイモージェン・プーツだけでもう満点。
そこへ崖の下から現れるアパッチ！
いつもは違法レースをやられ放題の警察が、スピードでは絶対に敵わないのであの手この手を駆使して必死にスーパーカーを仕留めるのが泣ける…。
モニュメントバレーが出てくることからも明らかなように、弟分の復讐劇というお話は西部劇でもあるので、西部劇ファンの方にもお勧め。
チームものとしても素晴らしく、先ほどのアパッチやセスナで空から援護する男だけでなく、走りながらの給油など他の仲間たちも活躍。
忘れてはならないのが、冒頭に登場するドライブインシアター、流れているのはカーアクション映画の金字塔『ブリット』！
この時点でもうたまらない、監督わかってる！数秒だけどマックィーンもばっちり映る！
と思ったら、監督、『ネイビーシールズ』の監督か！
さすがスタントマン出身の監督、アクションへのこだわりが半端ないわ。
60～70年代のカーアクション映画ファンにはたまらない1本。
[原題]Need for Speed
2014/アメリカ・フィリピン・アイルランド・イギリス/132分
[監督]スコット・ワウ
[出演]アーロン・ポール/ドミニク・クーパー/イモージェン・プーツ/ラモン・ロドリゲス/マイケル・キートン/スコット・メスカディ/ラミ・マレック/ハリソン・ギルバートソン/ダコタ・ジョンソン
