『三十四丁目の奇蹟』(ジョージ・シートン)

三十四丁目の奇蹟

今日はクリスマスイブ。ということで、クリスマス映画の超ド定番から。

1994年にリメイクされていますが、例によってリメイクがオリジナルを超えることはないらしく、イメージを壊さないためにリメイク版の方は観ていません。

メイシー百貨店の感謝祭パレードにサンタクロースとして雇われた老人クリスは、「私は実は本当のサンタクロースなのです」と言い出した。彼は妄想狂と見なされ、ついに「サンタクロース裁判」が始まる…。

アカデミー助演男優賞を受賞したエドモンド・グウェン、まさに完璧なサンタクロースで、自分の中のサンタクロースのイメージは彼です。

子役はあの『ウエスト・サイド物語』のナタリー・ウッド。

三十四丁目の奇蹟

サンタクロースがいるかどうかを州の最高裁判所が裁くというだけで、思わず微笑んでしまいますが、言葉にすると一気に色褪せてしまう映画の典型で、いろいろ書くのはやめておきます。

クリス老人がドリスに語ったこの一言に全てが集約されています。

「クリスマスは単なる日ではなく気持ちだ」

信じることの素晴らしさを思い出させてくれる珠玉の名作。

サンタクロース、信じていますか?

 

三十四丁目の奇蹟 [Blu-ray]

[原題]Miracle on 34th Street
1947/アメリカ/96分
[監督]ジョージ・シートン
[出演]モーリン・オハラ/エドモンド・グウェン/ナタリー・ウッド

→予告編 →他の映画の感想も読む

関連記事

昨年のクリスマスイブには、『三十四丁目の奇蹟』をUPしました。 そして、今年のクリスマスイブにはこれをUPするつもりでした。 でも、クリスマスまで待っている場合ではなくなったので、急遽UPすることに。 フランク・キャプラの『素[…]