本家の『007/ロシアより愛をこめて』を愛する人間には、敵の殺し屋の風貌だけでもうニヤリ。
ロープウェイでの格闘、水上や雪山でのチェイス、パラシュードなど、お馴染みの場面の連続も嬉しく、前作よりもちゃんと“ボンド映画”になっています。
前作のジョン・マルコヴィッチみたいな強烈な悪役がいない点が弱いですが、仲間の一人として登場したのがなんと、『007/ダイ・アナザー・デイ』のボンドガールの一人ロザムンド・パイク!
相変わらず美しいですね~。
このシリーズの笑いのポイントは“勘違い”なわけですが、今回もそれは随所に炸裂。
エリザベス女王まであんな目に会うとは(笑)
ローワン・アトキンソンが苦手でなければ、気軽に楽しめると思います。
エンドクレジットに大きなおまけがあるので、最後までぜひ。
[原題]Johnny English Reborn
2011/アメリカ・フランス・イギリス/101分
[監督]オリヴァー・パーカー
[音楽]イラン・エシュケリ
[出演]ローワン・アトキンソン/ジリアン・アンダーソン/ドミニク・ウェスト/ロザムンド・パイク