『オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式』(スティーヴ・ピンク)

第一印象は、ジョン・キューザック老けたなぁ…。

『ナイト＆デイ』の時もキャメロン・ディアスについて書きましたが、Blu-rayは役者にとってはつらい、もろに画面に出る(笑)
結構いい歳だから、仕方ないか…。

自分の中でジョン・キューザックといえばなんといっても『ハイ・フィデリティ』ですが、その『ハイ・フィデリティ』の脚本家の一人スティーヴ・ピンクという人が監督。

決してつまらなくはないですが、日本で劇場未公開なのは仕方ないかなと。
ただ、これは自分の年齢も関係ありかと。

いわゆるタイムトラベルものですが、戻るのが1986年。
この頃に青春時代を過ごされていた方たちには、もっと楽しめると思います。
この映画を楽しむには、自分はちょっと若すぎたようです…。

あと、邦題の『オフロでGO!!!!!　タイムマシンはジェット式』、内容的にはまさにその通りなんですが、なんかなぁ。
ちなみに、原題は『Hot Tub Time Machine』。

下ネタも結構多くて、受けつけない人にはその点がきついでしょうが、そこは自分は問題なし。

過去のいろんなタイムトラベルものと基本的には同じで、過去を変えちゃいけないとか、未来の音楽で盛り上がるとか、よくあるパターン。

一番グッとくるのは、駄目な野郎たちの友情復活物語だという点で、この点をもっと強調してもよかったかも。
俺は最低なやつだよ、そんなこと言われなくたってわかってるよ、でも、それでも助けてくれるのが友達ってものだろ？

過去に「決闘」に助太刀に行けなかった二人が、果たして今度は参戦できるのか…。
ここらへんのくだりはいいですね。

傑作でも名作でも全然ありませんが、80年代に青春を過ごされた方なら、101分と時間も短いですし、気軽に楽しめるのではないかと思います。

オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式 [Blu-ray]

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