ノミネートの際にもエントリーをUPした、「香港特區10周年電影選擧」、4/3に発表がありました。(→ノミネートの際のエントリーはこちら)
期待せずに待ちましょうと書きましたが、さて、結果は…。
前回触れた主要4部門についてだけ書きます。
【最佳電影】
『インファナル・アフェア』
やはり、この10年で1本選ぶとなると、『インファナル・アフェア』しかありませんね。
残念ですが、こればかりは相手が悪いとしか言いようがないです…。
【最佳導演】
ジョニー・トー『ザ・ミッション/非情の掟』
トーさん見事受賞!おめでとうございます!!
ウォン・カーウァイ、アン・リー、フルーツ・チャン、アンドリュー・ラウ/アラン・マックとライバルが超強力でしたが、この10年というスパンで考えれば、ジョン・ウー渡米後の香港映画を支えていたのは誰よりもトーさんのはずなので、この受賞はほんとに嬉しいなぁ。
【最佳男主角】
アンソニー・ウォン《千言萬語》
未見なので何とも言えませんが(日本未公開)、かなり地味な作品のようで、しかもいわゆる典型的な主演ではないとのこと。
ここらへんが、アンソニー・ウォンという名前の威力でしょうか(笑)
【最佳女主角】
マギー・チャン『花樣年華』
セシ残念。ただ、これも最佳電影同様相手が悪い…。
正直、最佳導演も微妙だと思っていたので、望みうる最高の結果でしょう。
この勢いを金像奨につなげたい!