
フィル・ケリー一味に婚約者ドナ・リードを奪われたロック・ハドソンの追跡劇。
敵のNo.2が仲間割れにより途中から味方につくという展開が面白い。
一番の見せ場はまだ脇役の敵の手下の一人リー・マーヴィン。
ボスに女の見張りを任されたのに、椅子で殴られて逃げられてしまう!
殴られるのは主役のドナ・リードではなく別の女性にですが、『特攻大作戦』あたりのリー・マーヴィンのことを思うと、家から女性が出ていかないように見張ることすらできないというのは逆に新鮮(笑)
別にそこまで情けない男でもないですし、女性もかなりお転婆ではあるんですが…。
[原題]Gun Fury
1953/アメリカ/83分
[監督]ラオール・ウォルシュ
[出演]ドナ・リード/フィル・ケリー/ロック・ハドソン/リー・マーヴィン/ネヴィル・ブランド/レオ・ゴードン
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