クリント・イーストウッド43年ぶりに来日、石原都知事を表敬訪問

クリント・イーストウッド 石原慎太郎

当ブログの常連クリント・イーストウッドが、『ローハイド』のプロモーション以来という、43年ぶりの来日。

太平洋戦争の激戦地硫黄島を舞台にした映画を作るにあたり、石原都知事を表敬訪問。

今回のニュースで一番興味があるのは、なんといっても日米双方の視点から2本の映画を作るということ。
イーストウッドが監督を務めるアメリカ版はドリームワークス配給。
日本人に監督を任せるという日本版はいつものワーナー・ブラザース配給。

ハリウッドが日米戦争を描くと日本描写にろくなことはありませんが、今回の試みは一石を投じることになるのではないでしょうか。

「硫黄島は一種の聖地でそっとしておきたい場所。国民感情を損なうような作品にしてほしくはない」と要請した石原都知事に対し、「戦争映画ではなく、ヒューマンなドラマにしたい。もちろん国民感情を最優先に尊重していきます」とイーストウッド。

次の言葉には大きく頷きました。

「重要な時期だけれど、正しい方向で歴史を描ければ、次世代への答えが出るはず」

 

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