原恵一監督、最新作について語る

『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』をUPしたばかりですが、その原恵一監督の最新作『河童のクゥと夏休み』。

構想20年、監督にとって集大成ともいえる作品になっているみたいですが、昨日の夕刊に、監督のインタビューが載っていました。

その中で、「何一つ、突出したメッセージ性は持たせたくなかった」と述べた後、こう続けています。

「『環境と人間』とか『いじめはいけない』とか、言った途端にうさんくさく感じられるでしょう。それより、映画を見た人が日常の中にクゥのお話を重ね合わせて、例えば川や草むらを見た時に『ここにクゥがいたら』などと想像してくれたら、すごくうれしい。そうなれば自然に、川に対して乱暴な気持ちも持てなくなると思う」

さすが、言うことが違いますね。
ひたすら台詞でメッセージ性を連発した、某大ヒットアニメ映画の監督に聞かせてあげたいですね~。

別のインタビューでは、「監督はこの映画を子供向けの映画に作ったと考えていいのでしょうか?」という問いに、「いや全然。そうは思っていないですね」と断言。

今回も一筋縄ではいかなそうです(笑)

写真は、『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』を観た人間にはニヤリですね。

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