『囚われた国家』(ルパート・ワイアット)

囚われた国家
伝書鳩、新聞広告、レコード、吠え続ける犬、仲間への連絡から決行犯集結の流れの緊迫感が、『ジャッカルの日』級の鳥肌ものの素晴らしさ。

人々の関係が明らかになった後に脳裏に蘇る「マッチをすり、戦争を起こせ。抵抗する限りチャンスはある」の言葉も熱すぎる。

超ド級の大傑作。

 

囚われた国家(字幕版)

[原題]Captive State
2019/アメリカ/109分
[監督]ルパート・ワイアット
[出演]ジョン・グッドマン/アシュトン・サンダーズ/ジョナサン・メジャース/コルソン・ベイカー/ヴェラ・ファーミガ

→予告編 →他の映画の感想も読む

関連記事

繰り返し観ている映画ですが、映画館では初。 派手なことは何一つ起きないのに、142分緊張の糸が一切途切れることなく、今回も痺れまくり。 この映画が素晴らしいのは、殺し屋が超一流なだけでなく、警察側の地道で的確な捜査も超一流だとい[…]