『イエスタデイ、ワンスモア』(ジョニー・トー)

イエスタデイ、ワンスモア

ジョニー・トー第24弾。
UPするのは24本目ですが、観るのはこれで31本目。
31本目にして初めて劇場で観ました。

というわけで、東京の方に遅れること1ヶ月、『イエスタデイ、ワンスモア』観て来ました!

いくら映画の日とはいえ、小さな映画館で夜8時からのレイトショー、10人いれば多い方だろうと予想。
それでも気合いを入れて30分前には到着。

甘かった…。
整理番号はなんと39番!
これはジョニー・トー監督の力なのか、いや客層の大半が女性なことからしてアンディの力でしょう。

自分のように男一人の客は5人ほど。カップルも一組もなし。一番多いのは女性二人組。肩身が狭い(笑)

さて、『Needing You』『ダイエット・ラブ』に続いて、アンディ&サミー第3弾です。

この映画、オープニングが凄くいい。タンゴ調の音楽をバックに二人の写真が次々に映ります。一言で言うと、“お洒落”。

今まで“スタイリッシュ”なノワールものはあっても、“お洒落”な映画はなかったので、この冒頭だけで今までとは何かが違うと感じさせます。

そして、ヨットハーバーにお金持ちアンディ登場。似合う…。似合いすぎ。

もう、ちょっとした身のこなしからランボルギーニを運転する姿まで、何一つ違和感がない。
唯一苦しいのはサミーとのラブシーンくらい(爆)

イエスタデイ、ワンスモア アンディ・ラウ サミー・チェン

一方サミー。やっぱりアンディにはサミーだよなと、ほんとに抜群の呼吸。
何をやってもアンディに勝てないサミー、その時のスネた感じが凄くいい。

お互いに、新しい相手ができたように見せるために部屋を細工するところとか、前半の二人のやりとりは、いつまでも観ていたいくらいほんとに楽しませてくれます。
この前半は凄く好きですね~。

イエスタデイ、ワンスモア アンディ・ラウ サミー・チェン

後半は、アンディ&サミーだから助かっているものの、一歩間違えばベタな韓国ドラマに。

サミーが突然白血病になった時には、さすがに観客も誰も信じてなく、劇場では笑い声が。
しかし…。

イエスタデイ、ワンスモア ジョニー・トー

う~ん、お互いが携帯のアドレス帳にいまだに“夫”と“妻”と登録しているくだりとか、ジェニー・フーの一言とか、ぐっとくるポイントも多々あるんですが、“普通に”いい話なんですよね、これだったらジョニー・トー監督じゃなくても撮れる。

香港でも、ヒットはしたものの前2作ほどではなかったとどこかで読んだような気がしますが、香港の人たちと同じように感じるということは、自分も“香港クオリティ”に染まってきたということでしょうか(笑)

ただ、先ほどアンディ&サミーだから助かっていると書きましたが、何よりいいのはアンディのサミーを見つめる眼差しですね。
サミーはいつもアンディの手のひらの上で踊らされているようで、アンディのサミーを見つめる眼差しはどこまでも優しい。
女性の方はこのアンディの眼差しにイチコロでしょうね。

あと、残念ながら今回はラム・シューは出ていませんでしたが、ジョニー・トー組もう一人のお笑い担当ホイ・シウホンがしっかりと活躍。
今回は探偵役でしたが、いつものごとくダメダメでした(笑)

ともあれ、今回もアンディ&サミーは存分に楽しませてくれました。

[原題]龍鳳鬥
2004/香港/98分
[監督]ジョニー・トー
[執行導演]ロー・ウィンチョン
[出演]アンディ・ラウ/サミー・チェン/ジェニー・フー/カール・ン/ラム・カートン/ホイ・シウホン

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