アクション映画で一番大事なのは“俳優自身の存在感”ですが、存在感だけで主役を張れる面子が次から次へと出てきて、車が空を普通に飛ぶとか、そんなことよりも、この俳優たちの共演がたまらない。

散々派手にやった後のあの静けさ、あれは反則。号泣。
「騎兵隊は連れてきた?」「俺が騎兵隊だ」
ジョン・ウェインでも無理なこんな台詞を真顔で言って冗談にならないのはロック様だけだわ、もう格が違いすぎる…。

普通なら絶対死んでる爆発から涼しい顔で出てくることに何の疑問も抱かないこの説得力。
映画史上最強のフォーメーションは“4人一列横並び”ですが、“4台一列縦並び”のあの美しさ!

パラシュート降下よりもその後のあれの方が断然燃える。
勢いをつけるためにはやっぱり後ろから順番にぶつけて加速させるしかなくね?な適当さも最高(笑)
前作のミシェル・ロドリゲスvsジーナ・カラーノの頂上対決を越えるものは当分拝めないと思ってたら、これがあったか!の夢のカード、「ちょうどよかったわ、退屈してたのよ」のわかってる台詞から始まる、ミシェル・ロドリゲスvsロンダ・ラウジー!

『ワイルド・スピード』の後はもちろんコロナしかないでしょ! https://instagram.com/p/1p2eOBulEM/
(2015.4.19)
~2015.11.20 追記~
久しぶりの映画館での鑑賞は大垣コロナ4DX。
車は飛べないとちゃんと前置きしてから、あれだけ飛ぶ(4DXなのでふわりと浮く体感もある)んだからもう笑うしかない。
崖から落ちるところは4DX史上最凶レベルの揺れ。
“映画体験”としては最高峰。
やっぱり長すぎるけど、見せ場の場面は何回観てもアガる。
挙げだしたらきりがないけど、サングラスをかけてから二丁拳銃を撃ち始めるカート・ラッセルと、「騎兵隊を連れてきた?」「俺が騎兵隊だ」のジョン・ウェインも真っ青なロック様が別格すぎる。
ワイルド・スピード SKY MISSION (4K ULTRA HD + Blu-rayセット) [4K ULTRA HD + Blu-ray]
[原題]Fast & Furious 7
2015/アメリカ/137分
[監督]ジェームズ・ワン
[脚本]クリス・モーガン
[音楽]ブライアン・タイラー
[出演]ヴィン・ディーゼル/ポール・ウォーカー/ドウェイン・ジョンソン/ミシェル・ロドリゲス/ジョーダナ・ブリュースター/タイリース・ギブソン/クリス・“リュダクリス”・ブリッジス/エルサ・パタキ/ルーカス・ブラック/ジェイソン・ステイサム/ジャイモン・フンスー/トニー・ジャー/ロンダ・ラウジー/ナタリー・エマニュエル/カート・ラッセル
昔『王妃の紋章』の感想に「チン・シウトンやりすぎ」と書きましたが、チン・シウトンもびっくりの半端ないやり過ぎ度、さすがMEGA MAX! というわけで今回は、『ワイルド・スピード』シリーズ最新作『ワイルド・スピード MEGA MAX』[…]
Twitterでのつぶやきをまとめておきます。 7/6 『ワイルド・スピード EURO MISSION』観ます。 @ TOHOシネマズ 名古屋ベイシティ http://instagram.com/p/baychXulJw/ […]
アクション映画としては爆発が凄いだけで結構微妙だけど、ジェイソン・ステイサム絡みは全部最高。 ロック様との漫才では素で笑ってるし、赤ちゃんを抱えての銃撃戦では赤ちゃんに負けない可愛さで、ヘレン・ミレン相手に頭が上がらな[…]
ジェイコブ叔父さんは最高だし、ジェイソン・モモアのキュートさも美味しい所全部持ってってるし、あくまで車で何とかするアクションも楽しめるけど、予想外ではないとはいえさすがにあれは一気に冷めた。 そもそもブライアンの設定上ミアの扱いもおか[…]