ヤヌス・カミンスキー、ラストの空の色ヤバいな…。
スピルバーグも余計なことはしません、抱き合う親子のシルエット、手渡される旗、言葉はいらない。
そして、戦場を駆け抜ける馬の疾走感!
CGも3Dもいらない、ただ馬が駆けるだけで、撮る人が撮ればそれだけで“映画”になる。
アメリカ映画ながら、ピーター・ミュラン、エミリー・ワトソン、デヴィッド・シューリス、トム・ヒドルストン、ベネディクト・カンバーバッチ、エディ・マーサン等々、ちゃんとイギリスの俳優で固められているのもたまらない。
もちろん主演のジェレミー・アーヴァインも。
ラストの数分、1000円までなら出すので、この先もいつでも映画館で観れるようにしてくれないものでしょうか。
大スクリーンの左から登場するジョーイとアルバートを捉えるロングショットの贅沢さ、いくらBlu-rayの画質が良くても、あの素晴らしさは映画館でしか味わえません。
[原題]War Horse
2011/アメリカ/146分
[監督]スティーヴン・スピルバーグ
[撮影]ヤヌス・カミンスキー
[音楽]ジョン・ウィリアムズ
[出演]ジェレミー・アーヴァイン/エミリー・ワトソン/デヴィッド・シューリス/ピーター・ミュラン/ニエル・アレストリュプ/トム・ヒドルストン/パトリック・ケネディ/デヴィッド・クロス/ベネディクト・カンバーバッチ/エディ・マーサン
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