以前20世紀フォックスの「リクエスト・ライブラリー」の存在について書きましたが、この映画ももちろんリクエストしました。
その20世紀フォックスではなくキングレコードからの発売ですが、ついに出ます!
『ブラック・サンデー』と並ぶ、スタジアムパニックものの傑作。
『ブラック・サンデー』よりも、数ヶ月ですが、こっちのが公開は先ですね。
チャールトン・ヘストン主演作としての発売なので、このジャケットはしょうがないんでしょうが、この映画は、なんといってもカサヴェテスです!
“役者ジョン・カサヴェテス”の代表作の一つ。
死体がすぐ後ろで宙ぶらりんになっているのに、全く気づかずゲームに熱中する観客、あのシーンは強烈でした。
結構前に観たのでやや記憶が飛んでますが、確かオープニングとエンディングは無人のスタジアムを捉えた俯瞰ショットで挟んであるはず。ああいうのもニクい。
いつも結構IMDbを引用しますが、『ブラック・サンデー』が6.8、この映画に至っては5.8。そんなばかな…。
まあでも、一般の映画ファンにはそんなものなのかもしれません。
ですが、“男ならこれを観ろ!”な映画を愛する人間には、どちらもたまらない映画。
『ブラック・サンデー』よりは地味ですが、緊迫感では負けてません。
犯人が何も語らないところもいいですし、脇役の人生もちゃんと描かれています。
そういえば、ジーナ・ローランズも出ていましたね。
アメフトのスタジアムが舞台で、『Two-Minute Warning』というタイトルも洒落てますね。