言葉は人を傷つける。
一度口にしたら、二度と取り返しはつかない。
たった一つの言葉が全てを変えてしまう。
それでも、言葉にしなければ相手にはわかるはずがない。
心の奥には醜いものも山ほどあるけど、それでも、世界はこんなにも美しい。
溢れ出る涙が止まらない大傑作。
劇中劇がミュージカルというだけで、いわゆるミュージカル映画ではないけど、“ミュージカルである意味”としては、今までのどの映画よりもミュージカルである意味がある。
現実と劇中劇との重なり合いからのクライマックス、いやーもう参りましたという脱帽するしかない。
年間ベスト入り確定。今日のテンションなら、これがベストワンでもいい。それくらい最高。
2015/日本/119分
[監督]長井龍雪
[音楽]ミト(クラムボン)/横山克
[主題歌]乃木坂46「今、話したい誰かがいる」
[声の出演]水瀬いのり/内山昂輝/雨宮天/細谷佳正/村田太志/高橋李依/石上静香/大山鎬則/古川慎/藤原啓治/吉田羊
