昨日は結局TVでも観れずに新聞で読んだだけですが、やっぱり書かないわけにはいかないでしょう。
ラグビーの大学選手権決勝、決勝での最多得点差36点の差をつけて、早稲田圧勝。
早稲田vs関東学院というのは5年連続の顔合わせで、ここ4年間は交互に優勝してきた、まさに二強。
そのライバルを相手に、完膚なきまでの勝利。
いくつか印象的に残った言葉やエピソードを。
敗れた関東学院の有賀主将の「相手が強い。それだけ」という言葉に、いかに実力が違うかがよく出ています。
敵将に対してもいつもは結構ズバズバと発言する名将春口監督でさえも、「清宮監督の指導力には言葉もない。早大を手本にして、もう一度出直す」と話すしかありませんでした。
「早稲田のまとまりは強固。入るすきはなかった」と春口監督に言わしめた、早稲田の結束力を表しているのがこのエピソード。
メンバーから漏れた4年生の久木元選手は、同じポジションの後輩である曽我部選手に激励の手紙を書いたと言います。
試合後曽我部選手が着たシャツには、大きな文字で「ありがとう久木元さん」
そして、一番インパクトがあったのはこの言葉。
その曽我部選手が、勝利を確信した瞬間はいつかと聞かれた時の答え。
普通こういう質問に対しては、「後半、~点差に開くトライを決めた時」などと答えるものです。
しかし、彼の答えは違いました。
「昨日の練習」
負けるわけがありません。
早稲田黄金時代の幕開けを予感させる、これ以上ない言葉。
曽我部選手は今3年生。
少なくとも来年の優勝も間違いないでしょう。
それにしても、最後に大学選手権決勝を生で観たのは3年も前。27-22で競り勝ったあの試合です。
国立で『荒ぶる』を聞きたかったなぁ…。
来年こそは行くぞ!