「このところ耳にする製作決定の話と言えば、十中八九の割合で昔のヒット作のリメイクと言っても過言ではない。」とシネマトゥデイが書いているように、相変わらずうんざりするようなリメイク映画ラッシュ。
当ブログでも以前から散々文句を書いてきましたが、ほんとに酷い有り様です。
今さらあえて取り上げる話でもないんですが、ずばっと気持ちいい書き方をしていたので、一応取り上げてみました。
映画作りも、もとを正せば、巨額のお金が動くビジネスである。映画の製作資金を投資として出資する側にしてみれば明日をも知れないような世界的不況の中で、未知の作品にお金を費やしてイチかバチかでギャンブルするよりは、安全パイを取って以前成功歴を残しているお墨付きの作品に投資したほうが取り分は少ないかもしれないが損をする可能性は減るわけだ。
このようにある意味で芸術とは何の関係もない歴然とした投資術から派生している現在のハリウッドのリメイク・ラッシュだが、業界内外ではアメリカ映画のマンネリ化とフレッシュ度の喪失が懸念されている。世界経済の心配をするのは金融界のみにとどまらず、どうやら映画ファンとしても懸念しなければならなそうだ。
via: シネマトゥデイ
「芸術とは何の関係もない」、よくぞ言ってくれました(笑)
懸念ではなく、事実です。