先日、天下のキネマ旬報で初のベスト10入りを果たした我らがトーさん。
今年は、『ダークナイト』がぶっちぎりなのは仕方ないとして、キネ旬でさえ8位に入ったんだから、秘宝ならベスト3は間違いない!と思ってたら、結果は6位でした…。
といっても、3位とは24点しか離れていませんが。
『ダークナイト』以外で上にいるのは、『アイアンマン』『ミスト』『ランボー 最後の戦場』『イースタン・プロミス』、この顔ぶれなら仕方ないですかね。
『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』はかろうじて抑えていますし。
あと、26位にさりげなく『文雀』がランクインしています。『文雀』は1位にしている方もいましたね。
6位かぁと思いましたが、冷静になって考えれば、トーさん作品が秘宝でベスト10入りするのは、2001年に『ザ・ミッション/非情の掟』が9位に入って以来、7年ぶり2回目。
秘宝のトーさんへの比重のかけ方は他の映画雑誌の比ではありませんが、その秘宝ですら、毎年ベスト10入りしているわけでは全然なくて、今回で2回目。
あの『ザ・ミッション/非情の掟』ですら9位だったことを考えれば、6位というのも納得ですね。
ちなみに、2001年の秘宝のベスト1は『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』でした。
それにしても、今年は、キネ旬と映画秘宝で、なんと5本もベストが被っています。
ちゃんと確認してはいませんが、こんなことは、たぶん今まで一度もなかったはず。
キネ旬もようやく、ほんとに面白い映画とは何かがわかってきたということでしょうか(笑)
赤子の足首に巻かれし鈴の音響き渡る時、漢たちが蹴り上げしレッドブルの缶宙を舞う時、ジョニー・トー最高傑作、見参。 2007年第1弾は、もちろんこれしかありません。 ジョニー・トー監督最新作、『エグザイル/絆』。 まだ発売されたばか[…]
ジョニー・トー(杜琪峯 : Johnnie To、1955年4月22日 - )は、香港の映画監督、プロデューサー。 香港電影金像奨で3度の監督賞、金馬奨で3度の監督賞を受賞している。 現在までに香港電影金像奨の監督賞に18回、金馬奨の[…]