
あぁ、こんなことなら何が何でも映画館に行くべきだった…。
というわけで、ようやく観れました、『チョコレート・ファイター』です。
ジージャーに蹴られたい!
以上。
で終わってもいいですが、そうもいかないのでもう少し。
でも、うだうだ書いても仕方ないのも事実。

こんな子が、

こんなことや、

こんなことをやっているという事実。それだけで十分。
あのパンナー・リットグライ師匠が4年をかけて鍛え上げたという、“本物”の凄み。
やや蹴りが“軽い”ですが、あの体型では止むを得ないですね。
むしろ、筋肉ムキムキでなく、あの華奢な体だからこその凄み。
怪鳥音や戦う場所やアクションの工夫などから、ちゃんと過去の名作へのリスペクトが感じられるのもいいですね。
一度観た動きを完コピできるとう反則技も、『ラヴァーズ&ドラゴン』の“ダウンロード”に比べれば全然ありでしょう(笑)
『Chocolate』というタイトルの割には、マーブルチョコレートがいまいち活躍しなかったのは残念ですが、あの食べ方はいつか極めたいです(笑)
『グッド・バッド・ウィアード』を無駄に長いと書きましたが、93分という短さも素晴らしい!
恒例のNG集ですが、ここまでくると全然笑えないです、洒落になってません…。
さすがに初めて『マッハ!』を観たときの衝撃にはかないませんが、これを見逃す手はないです。
映画館で何かの特集でまたやらないかなぁ…。
[原題]Chocolate
2008/タイ/93分
[監督]プラッチャヤー・ピンゲーオ
[アクション監修]パンナー・リットグライ
[出演]ジージャー/阿部寛/ポンパット・ワチラバンジョン
「気持ちは分かるが、あいつのことは諦めろ」 「望みナシ?それでもいい。諦めるのは慣れてる。それに少なくとも、好きになって後悔するような男じゃない。1人を愛し続ける男がこの世に何人いる?」 天国のパパ以外に心を許せる相手がいな[…]
ジージャーの自転車を駆使したアクションも楽しめますが、真の主役は、“タイの林雪”ことペットターイ・ウォンカムラオ(今回は監督も兼任)。 こんなの観たことないむちゃくちゃかっこいい装填の仕方!あの顔で! でも、彼なので、もちろんオチが[…]