無茶苦茶面白い!
8年間無遅刻無欠勤だった男が初めて遅刻したと思ったら、いきなり逮捕されてと、最初からハイテンションで突っ走る。
冴えないサラリーマンと脱獄した凶悪犯(顔が瓜二つ)を一人二役で軽々と演じ分けるエドワード・G・ロビンソン(彼だからこその役)が上手すぎる!
ジョン・フォードはやっぱりコメディも一級品だなぁ。
この映画と『周遊する蒸気船』(大傑作!)を同じ年に撮ってるとは!
しかも、この年アカデミー賞監督賞を獲ったのは、どちらでもない『男の敵』(がらりと変わってこちらはシリアスなアイルランド独立運動の密告モノ)、凄すぎる…。
[原題]The Whole Town’s Talking
1935/アメリカ/93分
[監督]ジョン・フォード
[撮影]ジョセフ・H・オーガスト
[出演]エドワード・G・ロビンソン/ジーン・アーサー/ウォーレス・フォード/アーサー・ホール/エドワード・ブロフィ/アーサー・バイロン/ドナルド・ミーク/フランシス・フォード
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