問題はいろいろありますが、一番致命的なのは、全部“説明”してしまうところ。

例えば、娘が監禁されていた部屋を見つけたリッチー、今は誰もいないその場所を見て、観客は監禁時の様子を思い浮かべるわけですが、その後ご丁寧に映像で全部見せてしまう。
全編これの連続。
[原題]報應
2011/香港/94分
[監督]ロー・ウィンチョン
[製作]ジョニー・トー
[音楽]ガイ・ゼラファ/デイヴ・クロッツ
[出演]アンソニー・ウォン/リッチー・レン/キャンディ・ロー/ジャニス・マン/マギー・チョン
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