『コップ・アウト 刑事した奴ら』(ケヴィン・スミス)

一言で言えば、80年代バディー・ムービー。

刑事モノとして見るとがっかりするかもしれませんが、コメディとして見れば十分楽しめます。
これでもかと散りばめられた映画ネタは、知っていれば知っているほど楽しめるはず。

主演の二人以外にも、脇役がいい感じで、同僚の刑事コンビも美味しいキャラ。
一人は名前がハンサカー！

ガブリエラを演じた女優、どこかで観たことあるなぁと思ったら、『ナチョ・リブレ 覆面の神様』のエンカルナシオンだったとは！

最高なのはショーン・ウィリアム・スコット！
エンディング含め、美味しいところは彼が全部持ってっちゃっています。

車の中での主演二人とのやりとりに爆笑。
むちゃくちゃむかつくんだけど、むちゃくちゃ笑える。
これはできそうでなかなかできることではありません。

観た後には何も残りませんが、こういうオーソドックスなバディ・ムービーも映画の醍醐味の一つ。
『リーサル・ウェポン』『ビバリーヒルズ・コップ』『48時間』あたりがお好きなら、観て損はないと思います。

コップ・アウト [Blu-ray]

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