ネストール・アルメンドロスの柔らかな光に包まれた婚約者のおっぱいが目の前にあろうが、男は黙って立ち去るしかないのだ。
最後の最後まで一言も喋らないウォーレン・ウォーツが車も家も売り飛ばし、闘鶏に全てを賭ける。
オーツの背中と降り注ぐアルメンドロスの光の優しさに泣け！最高。
「最後の最後まで一言も喋らない」って書き方だと、最後まで一言も喋らないって意味になっちゃうか。最後に一言だけ喋るんだけど。
あと、「心の声」としてはかなり喋るけど、“無言の誓い”を立てているので、声に出しては喋らないという意味です。
家を売り飛ばすときに、文字通り家ごと持ってかれちゃうのが素晴らしすぎる！(笑)
契約とか細かいことなんかどうでもよくて、ほんとに「家をそのまま丸ごと持っていく」。
闘鶏のために家を売っちゃうウォーレン・オーツもどうかしてるけど、業者の方も豪快さで負けてない(爆)
[原題]Cockfighter
1974/アメリカ/83分
[監督]モンテ・ヘルマン
[製作]ロジャー・コーマン
[撮影]ネストール・アルメンドロス
[出演]ウォーレン・オーツ/リチャード・B・シャル/ハリー・ディーン・スタントン/エド・ベグリー・Jr/ローリー・バード/トロイ・ドナヒュー/パトリシア・パーシー/ミリー・パーキンス/スティーヴ・レイルズバック
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