Twitterでのつぶやきをまとめておきます。
3/9
最高。あと2時間長くてもいいw
『ウエスタン』の感想に「165分という長さながら、観る度に、観終わった後に続けてもう一度観たくなります。それは、いつまでも、いつまでもこの世界に浸っていたいから」と書きましたが、まったく同じ言葉をこの映画にも贈ります。165分じゃ短すぎる…。
『荒野の用心棒』がそうだったように、ファーストカットからではなく、「第一音」から持っていかれる。そこに被さる赤字のクレジット！開始1分経たずにすでに涙腺決壊ｗ 反則だろこれ！これが聴きたかったんだろ！聴かせてやるよフルで！といきなりの出血大サービス。
「お前たちは行ってもいい。スティーブン、お前はだめだ」。さすがジョニー党最高幹部の一人タランティーノ、まさかの大ネタきた！もちろん『エグザイル/絆』！！！屋敷内での銃撃戦ももろに意識してる。マカロニネタはいろいろ想像してましたが、まさかのトーさんネタ！
手袋をはめて現れるフランコ・ネロ！“What’s your name?” “Django, The D is silent.”“I know.” 涙がちょちょぎれるくらい最高すぎる！馬上でライフルを掲げるジャンゴはもちろん同じネロの『ガンマン大連合』だ！
例によってサントラも素晴らしい。銃の特訓シーンで、マカロニで師弟関係といえばこれだろと、1ミリのヒネリもなく『怒りの荒野』をもってくるところが素直でいいですねw 『続・荒野の用心棒』は例のあの曲以外にももう1曲使われてる！モリコーネももちろん何曲も♪
マカロニといえば、ふらりと現れた流れ者が一人去っていく後ろ姿で終わるのが定番ですが、この映画、最後に画面に映っているのは一人ではなく二人。そこで流れるのが、コンビものマカロニの定番シリーズ『風来坊/花と夕日とライフルと…』！これはたまらん！
ジャンゴの妻の名前がブルームヒルダ・フォン・シャフト。ブルームヒルダの方が強調されて劇中でもいろいろ語られますが、むしろシャフトの方でしょ！マカロニ世界に強引に混ぜてきた『黒いジャガー』！ジャンゴとブルームヒルダの子孫がジョン・シャフトなんて胸熱すぎる！
3/11
ようやく観れたので、買ってあったサントラも解禁♪
3/17 2回目
後ろの方で、かっこいい台詞がある度に復唱していた外国人マジで勘弁してくれw 外国人だからか、近くの人が誰一人注意しないのがもっと最悪。何度立ち上がってサミュエル兄貴調で叫ぼうとしたことか！Dr.シュルツなら50回は撃ち殺してるｗ 映画は相変わらず最高。
たまにこうやって「一人で」喋ってる人いるんだよなぁ。『高地戦』観に行った時は、隣の男性が「映画観ながら台詞を声に出して韓国語の練習」してた。家でやってくれｗ あの時は隣だったから自分で注意したけど。
この前は売り切れてたパンフレット、ようやく買えました。かなり充実してる！
4/2 3回目 ネタバレあり
3回目。回を重ねるごとに、どんどん体感時間は短くなっていきますねぇ。ディカプリオ登場以降は相変わらず一気に加速しますが、今回は“握手”以降もこれまでより短く感じられました。以下、ネタバレで3連投します。
握手にこだわるキャンディ、頑なに拒むシュルツ。なぜ彼はそれほど握手を拒んだのか。ダルタニアンのフラッシュバック、「エリーゼのために」。自分だけならとっくに我慢の限界は越えていた、それでもなんとか耐えていたのは、握手をした仲であるジャンゴのため。
「アウフヴィーダーゼン」、ジャンゴがシュルツの遺体にかけた言葉が泣ける。それは、シュルツがわざわざ強調してまで、キャンディに対して使うのを拒絶した言葉だった。それをちゃんと覚えていたジャンゴ。いつかまた会える。
終盤でちゃんと回収される手配書の伏線。「gang」という単語の意味すらわからず、人名も読めなかったジャンゴが、スラスラと内容を語り、見事な交渉術で相手を手玉に取る。師匠シュルツから受け継いだのは、「銃」ではなく、師匠の十八番「口」だった。
[原題]Django Unchained
2012/アメリカ/165分
[監督・脚本]クエンティン・タランティーノ
[出演]ジェイミー・フォックス/クリストフ・ヴァルツ/レオナルド・ディカプリオ/ケリー・ワシントン/サミュエル・L・ジャクソン/フランコ・ネロ/クエンティン・タランティーノ/ブルース・ダーン/ジョナ・ヒル/ゾーイ・ベル
allcinemaONLINE＜クエンティン・タランティーノ監督、次回作にマカロニ・ウエスタンを計画か？＞ タランティーノのレオーネ＆モリコーネLOVEは今さらここで書くまでもないことですが、ついにきましたか。 タランティーノがいつかマカロ[…]
Twitterの方でもちらっと触れましたが、これはやっぱりちゃんと触れておかないといけないでしょう。 本国アメリカでは12/25の公開が決まっているクエンティン・タランティーノ監督最新作『ジャンゴ 繋がれざる者』。 日本でも公開[…]
夜中にTwitterの方でも触れましたが、今年の年間ベストテン入りが確定している1本なので(映画館には3回行きました)、こちらでも改めて。 2種類Blu-rayが出ますが、ここでは豪華なプレミアム・エディションの方を、いつもの[…]
