正直少し舐めてた、エメリッヒさん、ごめんなさいm(_ _)m
「守ってくれてありがとう」、大統領がお礼を言う側ではなく、言われる側なのがいい。
上下関係にはあるものの、あくまでも2人(娘も入れると3人)のバディもの。
そこに、まさかの形で少しだけ力を貸すリンカーン。
伏線がちゃんと効いていた旗振り、あれは反則だわ!(涙)
旗と同じく、もう一つ凄く効いていたのが、冒頭に出てきた星条旗のピンバッジ。
おそらく片時も外したことはないであろう星条旗のピンバッジ、それを外して、家に置いて出勤するということ。
そして一言、「今日は遅くなる」
ごちゃごちゃした説明なんか何もない、素晴らしい。
激しい銃撃戦の最中にも、ところどころに挟まれるギャグの数々ですが、何が素晴らしいって、話の流れを全然止めていないこと。
これが誰かさんとの違い、実はそんなに簡単なことじゃない。
ホワイトハウスの庭でのカーチェイス、「俺のエアジョーダンに触るな!」には大爆笑。
あまりにも簡単に次々と代わりが就任するアメリカ合衆国大統領。
とくれば、これはもちろん『合衆国最後の日』だ!
『ローン・レンジャー』では監督のセルジオ・レオーネ愛が炸裂していましたが、エメリッヒはロバート・アルドリッチできましたか、この点もたまらない!
[原題]White House Down
2013/アメリカ/131分
[監督]ローランド・エメリッヒ
[出演]チャニング・テイタム/ジェイミー・フォックス/マギー・ギレンホール/ジェイソン・クラーク/リチャード・ジェンキンス/ジョーイ・キング/ジェームズ・ウッズ