『ユージュアル・サスペクツ』(ブライアン・シンガー)

ユージュアル・サスペクツ

こればっかりは何を書いてもネタバレになるので、内容について触れるわけにはいきません。とにかくご覧になってみてください。

この頃は、今ほど有名でもなかったケヴィン・スペイシー。
どの作品を見ても、上手いと言わざるを得ない演技を見せてくれる彼ですが、彼の名を世間に知らしめたのはこの作品か。文句なしに上手いです。アカデミー助演男優賞受賞も納得。

このラストも今やずいぶんと有名。反則といえば反則ですが、騙される方が悪いということでしょう。

ユージュアル・サスペクツ

それでも、最初の方でわかった方も結構いる様子。
自分は見事に完敗…。
ただ、1回目は見事に騙されて幸せだったかもしれません(笑)

これはネタバレでないので少し書きますが、この映画はネーミングがどれもかっこいい。
“カイザー・ソゼ”、かっこよすぎ!
そして、“コバヤシ”、この映画以来ピート・ポスルスウェイトは自分の中ではコバヤシで通っています。

騙された方もそうでない方も、2度目からも何度も楽しめるのがこの映画。見事な脚本です。

そして、なんといってもラスト5分。この5分だけでも何度でも楽しめます。

さらに、ラストもラスト、このかっこよさは鳥肌モノ。

 

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[原題]The Usual Suspects
1995/アメリカ/105分
[監督]ブライアン・シンガー
[脚本]クリストファー・マッカリー
[出演]スティーヴン・ボールドウィン/ガブリエル・バーン/チャズ・パルミンテリ/ケヴィン・ポラック/ピート・ポスルスウェイト/ケヴィン・スペイシー/ベニチオ・デル・トロ

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