Twitterでのつぶやきをまとめておきます。
谷垣さんいい仕事してる!剣心がそのまま画面に現れたかのような佐藤健も、アクションも含めて素晴らしい!それだけに、いろんなことがもったいなさすぎる…。この前アクション映画はどんなに長くても100分までが理想と書きましたが、長いよ…。詳しくはまた後で。
せっかく『最強のふたり』でいい気分になっているところですが、そろそろ問題の『るろうに剣心』について書きますw 原作はリアルタイムで読んでいましたが、基本設定くらいしか覚えていないので、これから書く話は、原作との比較一切関係無しで、映画オンリーでの話です。以下連投。
昼間も良い点を先に書きましたが、アクションはほんとに素晴らしい。いくら谷垣健治さんが凄いアクションを考えてもそれを体現できる役者がいなければどうしようもないですが、佐藤健が予想以上に動けてびっくり。ちゃんと“斬りにいっている”殺陣も今までとはレベルが違う。
このようにせっかく谷垣さんと役者(佐藤健以外の面子も)は凄いことやっているのに、周りが台無しにしてるんだよなぁ。一番致命的なのが、剣心vs外印と相楽左之助VS戌亥番神を交互に映すあの場面。それぞれ別個の決闘は素晴らしい。
『SPL/狼よ静かに死ね』のドニーさんvsウー・ジンを思わせる獲物の長短を生かした前者、武器なしで己の肉体のみで勝負する後者(あの“休戦”だって嫌いじゃないです、「菜食主義者」にはドン引きしましたが)。
じぁ何が問題かというと、あのような編集にしたことによって、それぞれの決闘の「流れ」が完全に途切れてしまっているということ。明らかな実力差がある場合は別として、達人同士の決闘では、闘いの中で流れが何度か変わります。そして、ある一瞬でスイッチが入ってラストへと向かう。
それが堪能できるのは、達人同士の闘いをちゃんとじっくりとカメラに収めているからこそ。ごちゃごちゃとカメラを動かすだけでも問題なのに、監督自ら「流れ」を断ち切ってどうするんだと。せっかく凄い空気を生み出せることをやっているだけにあまりにもったいない…。以上。
2012/日本/134分
[監督]大友啓史
[アクション監督]谷垣健治
[原作]和月伸宏『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』
[音楽]佐藤直紀
[出演]佐藤健/武井咲/吉川晃司/蒼井優/青木崇高/綾野剛/須藤元気/奥田瑛二/江口洋介/香川照之
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