この前、「映画秘宝」は一番長い特集でも6ページだったのに、「キネマ旬報」がなんと13ページの特集を組んだという話を書きましたが、「映画秘宝」最新号、4ページの特集を組んできました。
ページ数では負けてますが、“密度”では断然上。
「キネマ旬報」と同じくアンソニー・ウォンとフランシス・ンのインタビューが載ってますが、当然こっちのインタビューの方が面白いです。
「映画秘宝」といえば、『ザ・ミッション/非情の掟』の紙屑サッカーや、『ヒーロー・ネバー・ダイ』でのワイングラス割り対決などのことを、「ただいま、男だらけの放課後」と見事に表現しましたが、今回の記事の中にあった「大きなこどもたちの挽歌」というのもいいですね~。
そういえば、少し前からネット上では情報が出てましたが、『跟蹤』公開の話もちゃんと出てました。
TOKYO FILMeXでは『アイ・イン・ザ・スカイ』という邦題でしたが、『天使の眼、野獣の街』に変わったようです。相変わらずひどい…。
『エグザイル/絆』ですが、前回のエントリーにコメントをいただきましたが、2日目日曜日の2回目、整理番号5番まで全員女性だったようです。
女性にも多くのトーさんファンがいるのは嬉しいことですが、世の中の男たちよ、それでいいのか!
トーさんといえば、当ブログでも何度も触れていますように、メルヴィルの『仁義』のリメイク『紅圏』と、同じくメルヴィルの『サムライ』にインスパイアされた『復仇』が控えていますが、そのメルヴィルの『ギャング』のリメイクで、東京では公開が始まっている『マルセイユの決着(おとしまえ)』。
それに関連して、7ページのフィルム・ノワール特集が組まれていました。
“フレンチ・ノワール傑作選20”には、メルヴィルの4本の他にも、当ブログでもUP済の『さらば友よ』や『シシリアン』なども。
この前触れたPodcastで町山さんが熱く語っていた『狼は天使の匂い』も入ってますね。これDVD化されてないみたいですが、ぜひ観たいなぁ。
『マルセイユの決着(おとしまえ)』ですが、『あるいは裏切りという名の犬』でも素晴らしかったダニエル・オートゥイユが主演で、モニカ・ベルッチが華を添え、脇に『仕立て屋の恋』のミシェル・ブラン。さらには、あのエリック・カントナの名前も。
フレンチノワールといえば、以前当ブログでも触れた『裏切りの闇で眠れ』、観るの忘れてました…。
ジョニー・トー(杜琪峯 : Johnnie To、1955年4月22日 - )は、香港の映画監督、プロデューサー。 香港電影金像奨で3度の監督賞、金馬奨で3度の監督賞を受賞している。 現在までに香港電影金像奨の監督賞に18回、金馬奨の[…]