『リベリオン』(カート・ウィマー)

リベリオン

今回は、『ウルトラヴァイオレット』公開記念、カート・ウィマー監督の『リベリオン』です。

銃撃戦について、『ザ・ミッション/非情の掟』の時に、サム・ペキンパー、ジョン・ウーのその一歩先を行くということを書きましたが、『ザ・ミッション/非情の掟』を“静”の銃撃戦の一つの頂点とするなら、“動”の銃撃戦の一つの頂点はこの映画ではないでしょうか。

『マトリックス』のパクリ?どこがですか?
『マトリックス』なんかより100億倍かっこいい。

ストーリーが陳腐?矛盾が多い?
低予算のため作りが安っぽい?(監督も散々低予算を嘆いてましたが、低予算といっても20億はかかってます)
何気に豪華な脇役陣を使いこなせてない?

そんなことは、どーでもいい。

“ガン=カタ”最強。
以上。

リベリオン ガン=カタ

ここでうだうだ書くよりも、百聞は一見に如かず、未見の方は騙されたと思ってご覧になってみて下さい。
あまりのかっこよさに倒れますよ。

ただ強いだけでなく、美しい、ひたすら美しい。
チョウ・ユンファの二丁拳銃のかっこよさに対抗できるのは、この映画のクリスチャン・ベイルしかいません。

リベリオン ガン=カタ

あと、この映画、DVDの特典映像が素晴らしい。
銃についてはド素人なので「GUN・インデックス」にはまったくついていけませんが、2種類の音声解説で監督自身が延々4時間近く語りまくり、ストーリーなんてどうでもいいからとにかくガン=カタだけ観せてくれ!という大多数の要望に応えて、アクションシーンだけをつないだ「GUN=KATA・インデックス」なるものまで入っています。

というわけで、音声解説を一通り聞いた後は、「GUN=KATA・インデックス」をひたすらリピート、本編に用はありません(爆)

実は話もそんなに嫌いじゃないんですけどね、お気に入りエミリー・ワトソンも出てますし。

リベリオン エミリー・ワトソン

ただ、さすがに全編通して何度も繰り返し観る映画でもないということで…。

くどいですが、未見の方は騙されたと思ってご覧になってみて下さい。

必見!

 

リベリオン-反逆者- [Blu-ray]

[原題]Equilibrium
2002/アメリカ/107分
[監督・脚本]カート・ウィマー
[音楽]クラウス・バデルト
[出演]クリスチャン・ベイル/エミリー・ワトソン/テイ・ディグス/ショーン・ビーン/ウィリアム・フィクトナー

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