アラン・ドロンvsラム・シュー、世紀の対決実現か!?

『放・逐』がヴェネチアでのコンペ入り、『黒社会』『黒社会2 以和為貴』のFILMexでの上映決定と、最近ビッグニュースが続いているトーさんですが、またまたとんでもないニュースが!!

なんと、来年アラン・ドロンと組んで映画を撮るようです、しかも香港で!!(アラン・ドロンに敬意を表して、ラム・シューは小さめにしておきました)

      

 

トーさんはいろんなインタビューで、尊敬している映画人として黒澤明と北野武の名前をしょっちゅう出していますが、自分の記憶が確かなら、好きな映画として、70年代のアメリカのアクション映画と、フランスのフィルム・ノワールも挙げていたと思います。

フランスのフィルム・ノワールといえば、真っ先に名前が挙がるのがジャン=ピエール・メルヴィル監督の『サムライ』と『仁義』、共に主演はもちろんアラン・ドロン。

今回の企画はアラン・ドロンの方がトーさんを指名したようなので、憧れの人のご指名に、きっとトーさんも天にも昇る気持ちでしょう。
香港で撮影されるというところもいいですね。

アラン・ドロンをヒーローに仕立てる映画のようなので、こうなればジョニ-・トー組総出演で、アラン・ドロンに華を持たせてあげてほしい。

アラン・ドロンvsアンソニー・ウォン、フランシス・ン、ロイ・チョン、ラム・シュー、サイモン・ヤム、ニック・チョン、リッチ-・レン。考えただけでもワクワクしますね。
そうなれば、真っ先に殺られるのはきっとラム・シューでしょう(笑)

香港で『放・逐』をご覧になった方々からは予想通り傑作との声が聞こえてきていますが、また1本、待ちきれない作品が加わりました。

どこまで楽しませてくれるんだトーさんは!

アラン・ドロンvsラム・シュー、たぶんラム・シューが秒殺されるでしょうが、当ブログ的にはまさに世紀の対決です。
今からもう待ちきれません!

関連記事

今回は、“男ならこれを観ろ!”(まだまだ募集中です!)に投稿していただいた中から、きのこスパ様、にじばぶ様ご推薦、フィルム・ノワールの最高峰『サムライ』です。 御二方、ありがとうございます! ずっと観たかったんですが、ようやく観[…]

関連記事

ラム・シュー(林雪 : Lam Suet、1964年7月8日 – )は、香港の俳優。 1964年に天津で生まれ、15歳の時に香港に移住。「林雪」という名前は父親の好きな小説『林海雪原』に由来し、本名は「林捷」。 1986年に映画業界[…]

関連記事

ジョニー・トー(杜琪峯 : Johnnie To、1955年4月22日 - )は、香港の映画監督、プロデューサー。 香港電影金像奨で3度の監督賞、金馬奨で3度の監督賞を受賞している。 現在までに香港電影金像奨の監督賞に18回、金馬奨の[…]